キャンプでテントやタープを張るときには自在ロープを使います。
自在ロープとは、自在金具と呼ばれる小さな金具(プラスチック製もある)が付いた、
長さを変えられるロープのことです。
キャンプの必需品は様々です。
以下にキャンプの必需品とおすすめの道具をリストにまとめました
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目安として1泊2日で4人の場合は50L、2人の場合は25Lぐらいがいいでしょう。
しかし、現地や周辺で飲料を調達する場合はもっと小さなサイズでも十分ですし、
お酒を持参し楽しまれる場合はもう少し大きい方がいいかもしれません。
大きなクーラーボックスは持ち運びが大変なので2つに分けると便利です。
場所によっては夜間、早朝に冷え込むことがあるかもしれませんが、やはり夏は暑く寝袋を使わない人もいます。しかし、寝袋は敷布団のように使ったり、腹部だけ掛けたりすることができるので、準備しておくのもよいでしょう。
テーブルやイスは雨や夜露で濡れないようにタープの下に置きましょう。
盗難の心配があるようであれば車に積んだ方がよいでしょう。
マットはいくつか種類があります。
【インフレータブルマット(インフレーターマット)】
中にウレタンフォームが入っており、備え付けられたバルブを開くと空気を吸引し膨らむ。
キャンプや車中泊での使用におすすめ。
【フォームマット】
ポリエチレンなどの素材で成型されたマット。蛇腹式に折りたためることができ軽量。
登山などにおすすめ。
【エアーベッド】
ポンプを使って空気を入れ膨らませる。膨らませるとマットレスのようになる。
キャンプや車中泊での使用におすすめ。
キャンプでの使用であればインフレータブルマットがおすすめです。
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テントは 「使用人数」と「キャンプのスタイル」をポイントに選ぶといいでしょう。
以下、選び方をまとめました。
1.使用人数について
1人分の就寝スペースを約200cm×60cmと考え、テントの床面積と照らし合わせ候補を絞りましょう。
実際には荷物を置くスペースが必要なので、実際の使用人数に1人分以上を加えた広さを持つテントが適しています。
(例)4人で使用 → 240cm×300cmサイズのテントや5人用と記載されたテント
2.キャンプのスタイルについて
キャンプといっても家族で行く人もいれば、1人でバイクツーリングに行く人もいたり、夏しか行かない、あるいは秋冬が中心だったり、オートキャンプ場にしか行かないなど様々です。自分がやりたいと思うキャンプを想定しそれに合うテントを選びましょう。テントにはいろんな種類がありますので、おおまかに分けてみます。
【ドームテント】
最も一般的なタイプで、テントの骨組みとなるポールを組み上げ設営しますが、ワンタッチ式で折りたたみ傘のように開き簡単に立てられるタイプもあります。バイクツーリングに特化したツーリングテントや家族向けの4、5、6人用テントなど、コンパクトなものから大きく凝ったつくりのものまであり種類は幅広い。雨風に強いのが特徴。
(おすすめスタイル)ファミリーキャンプ、ソロキャンプ、ツーリングキャンプ、野外フェスなど
【ツールームテント】
テント内をリビングスペースと就寝スペースに分けたテント。広く、大人数でも使える。テントの中で料理をしたり、遊んだり、くつろいだりできる。設営、撤収に時間がかかり、収納時は大きく重たい点に注意が必要。
(おすすめスタイル)ファミリーキャンプ
【ワンポールテント(ティピー、モノポールテント)】
中央に1本の柱を置く円錐型のテント。見た目がお洒落で目立ちやすく、意外と設営が簡単。高さがあるためやや風に弱い。
(おすすめスタイル)野外フェス、ソロキャンプなど
初心者の方へのおすすめは、ワンタッチ式のドームテントです。
初心者はもちろん、慣れている人でも買ったばかりのテントは設営に時間がかかるものです。
特にキャンプシーズンの夏場だと、テントを立てるだけで疲れ果ててしまいます。
テントの設営時間を節約し、遊んだり火をおこしたりする時間をしっかりとって楽しみましょう。
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ライトは用途に応じて分ける必要があります。
テント内や、テーブル周りを照らすためにランタン、夜間にキャンプ場内を歩くときは懐中電灯などが必要になります。
寝袋は使用する環境や、体の大きさによっても感じ方が異なります。以下の2点を軸に選ぶとよいでしょう。
1.寝袋の形(マミー型or封筒型)
マミー型・・・寝姿がミイラに似ていることからマミー(ミイラの英語訳)と呼ばれる。体のラインに沿ってつくられているので、体との密着度が高く保温性が高い。
封筒型・・・長方形のため手足の自由度が高く窮屈感が少ない。ジッパーを全開にすれば掛布団のように使うことができる。
2.対応温度
使用する場所の予想気温を確認し、保温能力に5~10℃ぐらい余裕を持たせることをおすすめします。
真夏のキャンプ場で使うのであれば薄手の寝袋で十分です。しかし、春(GW)・秋・冬にもキャンプをするとなると、だいたい0℃ぐらいに対応した4シーズン対応寝袋用意した方がよいと思います。
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キャンプ場によっては、サイトに木のテーブルとイスが設置されているところもあります。
これから何度もキャンプを楽しまれるのであれば、テーブルとイスはぜひ揃えておきたいものですね。
テントと地面の間に敷くシートです。テントが傷付くのを防ぎ、汚れ防止にもなるので、テントの掃除やメンテナンスが楽になります。テントのサイズより一回り小さいものを選びましょう。ホームセンターなどで販売されているブルーシートでも代用できます。
タープとは日よけ、雨よけにするシートのこと。家で例えるならリビングのような空間をつくり、テーブルやイスを置いて食事をしたりくつろいだりします。
キャンプでは思わぬ雨が降ることもあり、また、夏場の日中はテント内が高温になるので用意されることをおすすめします。
タープは主に「ヘキサタープ(ヘキサゴンタープ)」と「スクリーンタープ」の2種類があります。
六角形の生地とポールで設営する。慣れれば設営は簡単で、収納状態がコンパクトで軽量。価格もお手ごろ。
生地が正方形のタープ。基本は6本のポールを使用しますが、アレンジの自由度が高くいろんな形に変えやすいのが特徴。正方形なので畳みやすい。
生地が長方形のタープ。スクエアタープと同様の特徴があり、より日陰の面積を広く作ることができる。
側面をシートやメッシュで囲える。雨や虫の侵入を防ぐことができ、シートを閉じれば冬温かい。
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