冬のキャンプではシュラフの中に電気毛布を直接入れた方があたたかいの?それとも外側に掛ける方がいいの?この疑問を解決するべく、実際に人が入って温度測定や体感を実験してみました!さらにキャンプでの電気毛布の扱い方や注意点も解説します。特に寒がりな人や冬キャンプによく行く人は是非参考にしてみてくださいね。
もくじ
冬キャンプで寝る時に電気毛布を使いたい
以前ゴリラ部長から冬キャンプには電気毛布が欠かせない!と教わっていたハルちゃん。電気毛布も買って準備万端かと思いきやどうやら疑問があるようで…
ゴリラ部長、寝る時に電気毛布を使う場合どうやって使うのが一番あたたかいんですか?
そりゃあシュラフの中に電気毛布を入れるのが一番よ!
え?本当ですか?シュラフの外側から電気毛布をかけようかと思ってたんですけど…
それも効果がないわけじゃないよ!
それならどっちがあたたかいか実験してみよう!
<被験者>
ハルちゃん
<使用物>
封筒型-15℃、電気毛布、敷布団
<実験方法>
ー15℃の封筒型寝袋の中にハルちゃんが入り、電気毛布を寝袋中に入れた場合と電気毛布を寝袋の外側にかけた場合で それぞれ10分・20分・30分を計測した。
【実験】シュラフの中に電気毛布入れた場合
室温9.5℃、電気毛布の温度設定は『中』、温度測定は背中と足元の2か所で測定しました。
ハルちゃんの感想
最初入ったときヒヤっとしていて寒いと感じました。3分ぐらいしたら電気毛布があたたかくなってきました。体の上側に電気毛布をかけているのに、なぜか体の下側があたためられていると感じました。
10分経つと足も膝から下が足先まであたたまってきて、上半身は快適なあたたかさ。
10分後以降はあたたかさの体感が変わらず寝れそうと思いました。積極的に電気毛布に包まろうとするともっとあたたかくなりそうです。
電気毛布を寝袋の中に入れると体がダイレクトにあたたまり、あたたかさに物足りなさはなく、全身があたたかかったです!
ほらね~電気毛布を中に入れるとかなりあたたかく感じたみたいだね!
次にシュラフの外側から電気毛布をかけた場合をみてみましょう。
【実験】シュラフの外側から電気毛布をかけた場合
室温9.5℃、電気毛布の温度設定は『中』、温度測定は背中と足元の2か所で測定しました。
ハルちゃんの感想
最初入ったとき鳥肌が立つくらいヒヤっとしていて寒かったです。3分ぐらいしたら電気毛布から直にはあたたかさは感じられませんが、寝袋の中がじんわりとあたたかくなってきました。手足は冷たいままです。
5分経つと寝袋の端の方もあたたかくなってきました。10分経つとこのままで寝れそうな感じと思いましたが、足がやや寒いです。
ただ、カイロや湯たんぽと違って身体全体にじんわりしたあたたかさを感じました。
20分経つと足の寒さの冷えが復活し、寝れそうにないと思い始めました…。
電気毛布の電源をつけ始めたときはじんわりと熱を感じましたが最終的に体が温度に慣れてしまい、物足りなさを感じました。電気毛布の上にさらに普通の毛布をかけて熱をサンドイッチするといいのかもしれません。
うんうん…体質にもよるけど外側に電気毛布だとあたたかさに物足りなさを感じるようだね
まとめ
冬キャンプで寝る時に電気毛布を使用する際、シュラフの外側とシュラフの中に入れるのを実験した結果、
シュラフの中に電気毛布を入れる
方が全身がダイレクトにあたたかくなり、良かった。
実験ではシュラフの中に電気毛布を入れた方があたたかいとなったけど、その人の体質や周りの気温によっては暑すぎると感じることもあるかもね。
あと、注意することとして、長時間電気毛布をシュラフの中に入れるときは、温度設定を「低」にしたり、タイマーをかけるなどして、低温やけどがおこらないよう気をつけてね!
キャンプでの電気毛布の具体的な使用方法はこちら