冬キャンプに行く前に対策しておいた方が良い事~Q&Aでまとめました~
夏キャンプに比べ難易度高そうな冬キャンプ。実際みんなどんなことに困ってどんな対策してるの?
素朴な疑問から具体的な困りごと対策までQ&Aで分かりやすくまとめました。
もくじ
冬キャンプならではのお悩み3つ
ゴリラ部長・・・
冬キャンプっていろいろと悩むことがあってなかなか挑戦できないです~
だって・・・
冬キャンプならではの悩みトップ3
①テント内の結露
夏キャンプでも起こることですが、
冬は、テントの内外の気温差が激しいため夏よりも結露は起こりやすいでしょう。
②ガスが着火しにくい・水道が凍る
寒さが起こす現象ですね。
気温や気圧が低い為、カセットボンベがなかなか着火できない、着火しても普段より火力が弱いです。
また、氷点下まで気温が下がった場合、朝方に水道が凍結してしまい、水が使用できなくなることがあります。
③とにかく寒い
言葉通りです(笑) 冬のキャンプの大敵です。
ほら~~どれも困るものばかり!
ゴリラ部長
どうしたらいいんですか?
教えてください!
よし!では、対策を教えよう!!
冬キャンプならではのお悩み3つの対策
①テント内の結露
いろいろなサイトでも紹介はしていますが、結論から言うと対策しても完全に防ぐことはなかなか難しいです。
テント内の空気の換気循環に気をつけて、それでも結露は起こるので雑巾などでたたくように拭き取るしかありません。
ただ、下記の様な工夫をすることによって、しないよりはいくぶんかマシになります。
<結露しにくい対策>
①防水性の高いグランドシート、フロアシートなどを敷き地面からの水蒸気を遮断。
②テントの上にタープを張り、テントとタープの間に空気の隙間をつくる。
③食事をしたら換気、寝る前にも換気をし、テント内の水蒸気をなるべく外に出す。
②ガスが着火しにくい・水道が凍る
寒冷地用のボンベやレギュレーター付きのバーナー(低温状態でも安定した火力を確保できる)を利用することで外気温の低下や気圧低下の影響を少なくし、安定した火力で料理をすることができます。
クーラーボックスの中は外気よりも暖かい為、ペットボトルなどの容器に入った水はクーラーボックスの中に入れておきましょう。 また、温めたお湯を保温性のあるポットやジャグに入れておけば、いつでも温かい飲み物が飲めるので安心です。
③とにかく寒い
電源サイトのあるキャンプ場を利用することで、電気毛布や電気ストーブホットカーペット、こたつなど、冬に家で過ごすのに似た環境で過ごすことも可能です!
電源なしの場合は自分でポータブル電源や石油ストーブを使用しても良いでしょう。
(ただし石油ストーブを使用する場合は一酸化炭素中毒に注意!一酸化炭素チェッカーを持参し、換気に気をつけること。)
服装やキャンプ用品も季節に見合ったものを使用しましょう。
冬に最適なキャンプ用品や服装もまとめたよ!
寝袋・・・-30℃帯の密着度が高く暖かいマミー型。素材は化繊の方が、安価で扱いやすい。
また、底冷え防止に寝袋と地面の間に断熱性のあるマットを使用し、寝袋の中に入れて使用するインナーシュラフもあるとより暖かい。
テント・・・フライシートにスカートが付いているテントを使用することで、テント下から冷気の入り込みを防ぎます。
服装・・・
●上半身
下からヒートテックインナー、フリース、ジャケットの順に重ね着。
●下半身
下から、ヘビーウェイトのウールのタイツ、フリースパンツorダウンパンツの順に重ね着。
靴下はアウトドアソックス2枚重ね履きor厚手のウールソックス
靴は中綿入りのブーツで大きめのもの。
(靴下を重ね履きした場合窮屈になる為)
なるほど~~!
とっても参考になりました!
冬キャンプにまつわる様々な疑問
ゴリラ部長にまだ聞きたいことがあるんですが・・・
任せなさい!どんどん答えるよ!
Q1 寒すぎて凍死したりしない?
・冬キャンプはとにかく寒い!という印象が強いと思いますし、実際にその通りです。
夏キャンプに比べ冬キャンプの難易度は格段に上がります。寝袋選びなどをしっかり吟味して、万が一のことを考え、持ち物や服装など準備は念入りにする必要があります。
Q.2冬にキャンプって楽しいの?
・ 夏キャンプの川遊びやハイキングなど日中のアクティブな過ごし方と比べ、冬キャンプの魅力は何といっても空気が澄んで星空や景色がとても綺麗なこと。
また夏と違い虫も出ず、キャンプ場も混雑していません。たき火を前にあったかい料理を食べるのも冬キャンプの醍醐味です!
Q.3 寒さ対策をする際に注意点することは?
・寒いが故にその対策で思わぬリスクがあります。テント内でストーブなどを使用する場合は一酸化炭素中毒がおきる可能性がありますので一酸化炭素チェッカーを持参したり、
天井部分に一酸化炭素がたまらないよう必ず上部のベンチレーションを開けましょう。
また、カイロや湯たんぽによる低温やけどにも注意が必要です。
Q.4 冬キャンプにおすすめの料理って何?
・キムチ鍋やもつ鍋などの鍋料理は冷えた体が芯から温まるのでおすすめ。他にもストーブや焚き火があれば簡単に焼き芋も作れます。あとはお湯を注ぐだけでできるカップラーメンも手軽です。
ありがとうございます!
さすがゴリラ部長♪
冬キャンプの不安が減りました!
まとめ
冬キャンプならではのお悩み3つの対策まとめ
🌸テント内の結露…完全に防ぐことはなかなか難しいが、 テント内の空気の換気循環に気をつける工夫をするとある程度マシになる。
🌸ガスが着火しにくい・水道が凍る…ガスは寒冷地用のボンベやレギュレーター付きのバーナーを利用。水道は最低限必要なものはクーラーボックスに入れ保管。お湯はポットやジャグにいれておくといつでも温かい飲み物が飲める。
🌸とにかく寒い…電源有の場合は電気毛布やホットカーペットが◎。
電源なしの場合は石油ストーブを使用することも有効(ただし一酸化炭素中毒には換気し気を付けること)
服装やキャンプ用品も季節に見合ったものを使用し、十分すぎるくらいの準備万全で臨む。