ポリコットンタープ(難燃タープ、TCタープ)とはどんなタープか調べてみました。タープの下で焚き火をしたらどうなるのか試してみたり、水に濡らして乾燥するまでの時間をポリエステルのタープと比較したりしました。
もくじ
ポリコットンタープとは
ポリコットンタープとはポリエステルとコットンが混ぜ合わされたタープのことをいいます。一般的なタープにコットンの特徴が加わったタープです(ポリエステル65%、コットン35%の比率で配合されたものが最も多いです)
■ポリコットンの良いところ
ポリコットンは火の粉に強く、近くで焚き火をしてもタープに穴が開きにくい、生地の風合いがいいのが特徴です。
コットンとポリエステルのいいとこどりではありますが、コットンの特性である”重い””吸水性が高い”点を引き継いでいます。
3m×3mサイズのタープでポリエステル100%のものと比べた場合、以下のようになります。
■タープシートのみの重さ
BearsRock
・ポリエステル(190T 一般的な厚めのタイプ)=0.66kg
・ポリコットン=2.1kg
乾きにくいという点では、タープの撥水加工の効果が低下すると、コットンの特性で水分を吸収しやすく乾きにくくなります。
おすすめのポリコットンタープの下で1時間焚き火をしてみた
火の粉に強いポリコットン。
ゴリラキャンプ部おすすめの「しろくま焚き火タープ」の下で焚き火をして検証しました。
【検証1】タープの高さ=210cm
タープの高さが210cmで焚き火を始めましたが、全然穴が開くことはありませんでした。 タープと炎の距離は150cmくらいでした(※炎の先から生地までの距離です)。
【検証2】タープの高さ=160cm
ポールの中間1本を抜いて160cmまで低くしてみました。タープと炎の距離は約100cmぐらいです。それでも穴は開きませんでした。
【検証3】タープの下で1時間焚き火
次に1時間タープの下で焚き火をしてみました。 タープの天井の高さは約180cmぐらいです。タープと炎との距離は120cmくらいです。
1時間経過してもタープに穴は開きませんでした。
【検証4】わざとタープに炭を落としてみた
普通に使うことを想定して焚火をしても穴が開くことが無かったので、今度は故意にタープに炭を落としてみました!
【動画】しろくま焚き火タープ 耐火検証
※タープの真下で焚き火を勧めるものではありません。使用の際には十分ご注意ください。
ポリコットンタープは本当に乾きにくいのか実験してみた
〈ポリコットンとポリエステルのタープで乾きやすさの実験をしてみました!〉
【動画】しろくま焚き火タープ 撥水性検証
おすすめです♪
”〈検証〉ポリコットンのタープの下でたき火をしてみた。
耐えられる距離は?おすすめは?”の動画も見てね!