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冬キャンプ初心者でもOK!冬のキャンプをはじめよう~持ち物リスト付き~

冬キャンプ初心者でもOK!冬のキャンプをはじめよう~持ち物リスト付き~
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初心者には難しいと思われがちな冬キャンプ。ですが冬キャンプには素敵な魅力がいっぱいあるんです!冬キャンプで気を付けること、道具選び、キャンプ場での過ごし方などをベテランキャンパーのえ~ちゃんさんに分かりやすく教えてもらいました

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え~ちゃんさんは、冬キャンプに何十回も行かれているベテランさんなんですよね?

え~ちゃんさん

はい、最初は寒い思いもしましたね。長年の私の経験を凝縮して、思うままをお話しますね。

#01冬キャンプのメリット・デメリット
-春夏秋キャンプとの違いを知ろう!

2020年は本当にコロナに振り回された1年で、我が家としても家族での長期キャンプは例年に比べて少ない年でした。

外食&旅行&観光については、どうしてもソーシャルディスタンスを保つのは難しいので、特に寒くなり換気が疎かになる冬の季節は敬遠しがちになりそうです。

何処にも出掛けられないとガッカリしている方は、冬キャンプを初めてみられたらいかがでしょうか?

エエッ!?

冬キャンプ???

と思われる方が多いかと思いますが、自家用車で出掛けテントを張って、家族だけで自然の中で過ごすアウトドアは、現在のコロナ禍もなんのその。ソーシャルディスタンスも保て、装備さえ整えれば意外と快適に過ごせるんです

また、「キャンプと言えば夏でしょ!!」と思われている方もいるかと思いますが、実は冬キャンプは現在ブームになるほどメリットがいっぱいあるんですよ。

※キャンプブームとはいえ、冬キャンプは他のシーズンよりも人は断然少ないです。

冬キャンプのメリット

例えば、冬キャンプのメリットといえば…

1.人が少ない

2.虫がいない

3.空気が澄んでおり遠くまで綺麗に見える

4.汗をかかない

5.温泉が快適

6.温かい食べ物が美味しい

7.焚火が温かい

などと言った具合にメリットが多数あります。

特にキャンプ経験の無い方には、人が少なく虫がいないという2点だけでも十分なような気がします。

また、これ以外に通年通してのキャンプのメリットである、「自然の中でのキャンプ飯」が冬キャンプは格別ですから、冬キャンプを始めてみてもよいのではないでしょうか?

冬キャンプのデメリット

今までは冬キャンプのメリットを話してきましたが、勿論デメリットもあり、冬キャンプの最大のデメリットは寒さです!

ちなみに皆さん、アウトドアやサバイバルでの3の法則をご存じでしょうか?
3の法則とは…

空気無しで生きられるのは3分

体温異常で生きられるのは3時間

水分補給無しで生きられるのは3日

食事無しで生きられるのは3週間

実際、冬キャンプで該当するのは体温異常の部分です。
春~秋にかけての3シーズンでも冷え込みはありますが、流石に氷点下まで気温が下がる事はありません。

※夏キャンプでも寒くて死にそうな失敗談はありますが…w

ちなみに真夏に標高の高いキャンプ場でゲリラ豪雨に見舞われ、深夜に半袖のなか外気温が15~16℃くらいまで下がり低体温症になりかけましたので、夏でも万が一を考え緊急用の上着があれば大丈夫ですね

そのため春~秋キャンプは装備次第では暖房が無くても過ごせますが、冬キャンプの場合は暖房器具があった方が快適にアウトドアライフを楽しめますよ!

そして、冬キャンプを楽しむ前にはキャンプ以外の準備も欠かせませんね。

#02冬のキャンプは出発前の準備が肝心!

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冬以外の季節では、出発前の準備はそこまで重要ではありませんが、冬のキャンプでは出発前の準備が重要になってきます。

車で冬キャンプに行く場合に最低限確認や準備をしておく物は

スタッドレスタイヤ(チェーン)

バッテリー

ブースターケーブル

スコップ

スノーブラシ

以上の5点になります。

自分は北陸富山の雪国育ちですから、当然の5つ道具ではあるのですが、普段あまり雪の降らない地域にお住まいの方には馴染みがないかもしれません。

ただ、標高が高い山間部のキャンプ場を利用される際は路面の凍結や急な積雪も有り得ます。上記の5つを確認せずに冬キャンプを敢行すると、最悪の場合は車が立ち往生する最悪のケースもありますので確認は必須です。

今まで冬キャンプのデメリットや注意事項などを説明させていただき、早くも「冬キャンプは他のシーズンよりも難易度が高いのでは!?」とお思いの方もいるかと思います。

結論から言えば…

冬キャンプの方が
難易度は高いです!!

やっぱり!と思われるかもしれませんが、キチンとした準備を整えれば「冬キャンプのメリット」でお伝えした通り、他のシーズン以上に快適にアウトドアを楽しめるのも事実なんです。

そして、冬キャンプの問題点は寒さだけなので、その寒さを解決すると快適なんですよ。

その為に、初心者が冬キャンプをする為に出発前にする一番大事な準備は…

AC電源付きオートキャンプ場を予約する事です!!

エエッ!?

っと思われたかもしれませんが、真面目な話、AC電源サイトで電気が使えるテントサイトなら初心者キャンパーでも無敵ですよ。
事前に定格出力を確認する必要は有りますが、延長ケーブルを差せばテント内で電気カーペット、電気ストーブ、電子レンジ、電気ケトル、ホットプレート、コタツなども使おうと思えば使用出来ます

ただ、ここまで家電を持ち込むと車への積載も大変ですし、キャンプらしさを感じられないので、次項では個人的にオススメな冬キャンプ必需品をお伝えします。

#03冬キャンプ初心者に役に立つ、
厳寒期の道具選び

①石油ストーブ

【冬キャンプ】石油ストーブ

※2020年1月のソロ冬キャンプにて

反射式&対流式石油ストーブであれば、灯油を入れれば簡単に火を点けて暖を取りながら調理までできますので、石油ファンヒーターよりもキャンプ時には最適です。

また、石油ストーブの持ち運びは意外と簡単で、灯油漏れが無い物ならそのまま運べますし、我が家は上記写真の右側に写っているような『反射式石油ストーブ』なので、灯油タンクを外してこぼれても良いようにゴミ袋に入れて運んでいます。

しかも、買おうと思えば反射式石油ストーブなら比較的に格安で購入出来るのも嬉しいところです。テントの大きさにもよりますが、1台あれば十分暖かいですよ。

石油ストーブは一酸化炭素中毒の危険がありますので、就寝時の使用はやめましょう

②インフレータブルマット

【冬キャンプ】コットとマット

※ハイコットの上にインフレータブルマット敷いています。

冬キャンプで一番辛い事は寒くて眠れない事なんですが、その寒さを軽減してくれるのは就寝時に寝袋の下に敷くインフレータブルマットです。

マットに関しても、フォームタイプ、エアータイプなどもありますが、両方の良さを兼ね備えたウレタンとエアーの入ったインフレータブルマットを、寝床に敷くだけで冷気を遮断してくれ快眠出来ます

③電気毛布

【冬キャンプ】電気毛布

※ソロテント内に電気毛布をカーペットのように敷いています。

そして、就寝中には一酸化炭素中毒対策で石油ストーブは使用できず、深夜から早朝にかけてテント内は外気温と変わらない気温になります。

そのときに使用していて助かるのは電気毛布です。電気毛布は温かさも簡単に調整できどちらかといえば上に掛けるよりも、寝床の下に敷くようして使用し、ある程度の厚着さえすれば、春~秋の3シーズン寝袋でも快適に眠れます

ただ、前述の石油ストーブやインフレータブルマットと違って、電気毛布を使うためにはAC電源サイトかポータブル電源が必要になるので、初心者の方は迷わずAC電源付きサイトを利用して下さい

また、電気毛布の良いところはキャンプ以外の自宅でも利用出来ますし、価格も2,000円台から購入できるところです。高額になりがちな冬用シュラフを買わなくて済むのも大きな利点ですね。

#04冬のキャンプの楽しみ方

そして、冬キャンプの楽しみ方は、前述の「冬キャンプのメリット」の部分でも説明しましたが…

①空気が澄んでおり遠くまで綺麗に見える

冬場は空気中の不純物が少なく、遠くまで綺麗に見渡せるので個人的には絶景を楽しめるキャンプ場がオススメです。

中でも一押しなのが、特大の富士山を一望できる山梨県や静岡県のキャンプ場で、通年営業しているキャンプ場が多く、冬でも晴れる日が多いのは有難いです。

②温泉が快適

【冬キャンプ】温泉から富士山

※2020年2月の冬キャンプ(山梨県ほったらかし温泉にて)

冬キャンプで冷えた体を温めて癒してくれるのは、やっぱり温泉ですよね!

個人的にキャンプ場の選定の際に譲れないのは『温泉』です。まず行きたいキャンプ場を探してから近場に日帰り温泉施設があるかを必ずチェックするようにしています。

そして、冬場は夜になると気温も下がり道路の凍結の危険性も増しますし、夕方以降は混むので、温泉には早目の15~16時頃に行くのがおススメですよ。

③温かい食べ物が美味しい

【冬キャンプ】テントの中であったか料理

※2020年11月高所キャンプ場でのグループキャンプにて

そして冬キャンプをしていて、一番の楽しみは温かい食べ物で自宅で食べるより美味しく感じられます

特に石油ストーブで暖をとりながら調理した料理は美味しいですし、ファミリーでの冬キャンプなら鍋物が最高です!

【冬キャンプ】薪ストーブで調理

※薪ストーブでの同時調理の様子

また、冬キャンプに慣れてきて大火力の薪ストーブを使うようになれば、同時に4品以上の加熱調理も出来ますので料理のレパートリーも増えてきて、冬キャンプ最高~!という気持になります。

今回は初心者の方でも簡単に冬キャンプを始める事が出来て、快適に過ごせるコツをまとめてみました。
初心者の方の場合でも、『家電が使えるAC電源サイト』で『温かくヌクヌクになれるような装備』がありさえすれば誰でも快適なアウトドアライフを堪能できます。

勿論、電源も無く暖房も無いという玄人向けの冬キャンプとは違いますが、寒い時期だからこそ絶景を楽しみながら、温泉に入って、絶品キャンプ飯に舌鼓を打つ冬キャンプを始めてみましょうよ。

著者情報

キャンプ歴10年以上の家族6人のファミリーキャンパーで、格安に全国のキャンプ場でドタバタキャンプ展開しています。

格安^^キャンプへGO~!
運営:え~ちゃん

え~ちゃんさん2

ブログ:https://www.a-chancamp.com/
Twitter:@9y7C5YzGvGdp8jN
Instagram:https://www.instagram.com/eisuke7992/?hl=ja

#05初心者が冬キャンプをする
時のポイント

冬キャンプをする時のポイント
キャンプ場への行き帰りにも注意が必要

冬のキャンプでは、出発地とキャンプ地の天候が大きく違うことがよくあります。普段雪の降らない地域で暮らしている方には盲点になりがちです。大丈夫だと思ってもスタッドレスタイヤ(もしくはチェーン)は必ず装備(準備)しておきましょう。

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ガソリンも必ず満タンにしておこうね。
途中こまめな給油も忘れずに!

AC電源月サイトを利用しよう

冬キャンプを始めるにはまず電源付きのサイトから挑戦しましょう。電源サイトではホットカーペットやヒーター、電気毛布(使おうと思えばコタツも!)などが使えるので快適に過ごすことができます。

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電気の使い過ぎでブレーカーが落ちないように、事前に定格出力を確認しておこうね

一般的なキャンプ場では、1サイトあたり10A~20A(1000W~2000W)で設定してある場合が多いです。下にキャンプで使う電化製品の消費電力の目安を載せていますので参考にして、使い過ぎにならないように気を付けてください。

電化製品の消費電力の目安
電気を使わない防寒具も用意しておこう

電気が使えれば安心、とはいえ不測の事態に備え、念には念を入れて防寒対策をしておきましょう。防寒着はもちろん、毛布やカイロなどのあったかグッズも準備しておきましょう。石油ストーブは暖を取りながら調理までできるのでおすすめです。

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ストーブを使う時は一酸化炭素中毒に気をつけて。就寝中は火気厳禁!

底冷え対策! マットは必須

冬のキャンプは、何といっても地面からくる冷えが半端じゃない!テント内には必ずマットを敷いて底冷え対策をしましょう。ウレタンとエアーの入ったインフレータブルマットがおすすめです。

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加えて電気毛布などを上手に活用すると快適に眠ることができるよ!

#06冬キャンプに追加して
持っていきたい持ち物リスト

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雪で立往生したり、寒さで凍えたりしないように、いつもの荷物にプラスαで持っていったら良いものをおさらいするよ!

冬のキャンプに持っていきたい持ち物リスト

□をクリックすると、☑が入ります。
ぜひご利用ください!

▮車関係のプラスα持ち物

スタッドレスタイヤ(チェーン)

平地で雪が降っていなくても、山間部は積雪・凍結することがあります。

バッテリー

冬はバッテリーが上がりやすいです。弱っているときは交換しておきましょう。

ブースターケーブル

車のバッテリーが上がってしまった時のために積んでおきましょう。

スコップ

雪が降る場所では必須です。

スノーブラシ

車を傷つけないで雪かきできます。

▮キャンプ関係のプラスα持ち物

石油ストーブ

1台あれば十分暖かいです。一酸化炭素中毒の危険があるので就寝時は消そう。

インフレータブルマット

寝心地よく、冷気遮断効果が高くていい。厚さは5cmくらいのもの。

電気毛布

あたたかく、温度調整が簡単で使いやすい。

ポータブル電源(電源なしサイトの場合)

電源なしサイトを利用する場合は、ポータブル電源があった方がいいですよ。

一酸化炭素チェッカー

一酸化炭素は無色無臭です。換気を十分するとともに一酸化炭素警報機(チェッカー)を併用しましょう。

 

 

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