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3シーズン対応シュラフのおすすめ!春夏秋キャンプを快適に過ごすための選び方

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3シーズン対応のシュラフのおすすめと選び方について解説します。例えば、春はあたたかいといっても4月末でも凍るほど寒いという事例があります。ここでは「快適温度」や「限界温度」をみながら寒さにも耐えられて、あたたかい時期にも使える寝袋をご紹介いたします。是非参考にしてみてくださいね。

ハルちゃん

部長、シュラフを新調したいんですけど…
春夏秋、3シーズン使えるタイプが欲しいです。

ゴリラ部長

なるほど。3シーズン使うのにおすすめなシュラフが知りたいってことだね。

おすすめは…

封筒型-15℃寝袋

封筒型-6℃寝袋

ハルちゃん

どちらも封筒型ですけど、何が違うんですか?

ゴリラ部長

そうだね!寝袋にも種類が色々あるからみてみよう!

#01シュラフの基本 Q&A

1.温度

Q:温度表示だけで選んで大丈夫ですか?
 ➡表示はあくまで目安です。体質や寝る環境(風、湿度、地面の冷たさ)によって感じ方が変わるので、少し余裕を持ったものを選ぶのがおすすめです。

Q:春夏秋用シュラフは寒さに弱いの?
 ➡寒さに弱いというより、極寒には向きません。気温が0℃以下になる場合は、防寒対策を追加するか冬用シュラフを選ぶ方が安心です。

Q:シュラフの快適温度とは?
 ➡快適温度は、その温度で快適に眠れる目安です。春夏秋用なら、昼夜の寒暖差を考えて5〜15℃くらいが目安になります。

Q:限界温度とは何ですか?
 ➡限界温度は、寒さで眠れなくなる最低温度の目安です。快適温度より低いので、春秋の夜に備えて調べておくと安心です。

2.形状

Q:シュラフにはどんな形がありますか?
 ➡主に「マミー型」「封筒型」の2種類があります。マミー型は体にフィットして保温性が高く、封筒型はゆったり寝られて着脱も簡単です。

Q:春夏秋用ならどの形がおすすめですか?
 ➡3シーズン使用するなら、封筒型のシュラフがおすすめです。ファスナーを全開にしたり、足元を大きく開けて温度調整がしやすいため、暖かい季節でも快適に使えます。

3.中綿

Q:シュラフの中綿にはどんな種類がありますか?
 ➡主に「ダウン」と「化学繊維」があります。
•ダウン:軽量で保温性が高く、コンパクトに収納可能です。ただし濡れると保温性が下がるため、雨や湿気が多い環境では注意が必要です。
•化学繊維:扱いやすく濡れても乾きやすいので初心者向きです。価格も比較的手頃で、春夏秋の3シーズンに適しています。

ゴリラ部長

化学繊維の寝袋はダウンと比べて重くかさばるけど、車移動のキャンプや車中泊なら問題ないよ!キャンプツーリングや登山をする人は、軽くて小さく収納できるダウンがおすすめだよ。

スペックが同程度の寝袋を比べる場合
ダウンだからあたたかく、化繊だから寒い、ということはありません。ダウンは綿の量に対して保温性が高いため、同じ暖かさを求めると化繊の寝袋はどうしても重くなってしまいます。

価格で比べる場合
ダウンは化繊の2〜3倍ほどの価格になります。安価なダウンシュラフもありますが、羽毛の質が高品質ではなく、羽毛でもダウン以外にフェザー(羽軸をもつ羽根)が多く含まれるため、重量が重いわりに暖かくないことが多くあります。ダウンを検討する際は、価格や重量をよく比較して選ぶことが大切です。

#023シーズン使用におすすめのシュラフ

3シーズン使用におすすめのシュラフは、春・夏・秋のキャンプを快適に過ごすための必須アイテムです。寒暖差のある季節でも使いやすく、温度調整がしやすいモデルを選ぶことで、夜の冷え込みや蒸し暑さにも対応できます。「春はまだ肌寒い…」「夏は蒸し暑くて寝苦しい…」「秋の夜は思った以上に冷える…」そんなアウトドアあるあるもまるっと解決!1つ持っておくだけで、安心してキャンプを楽しめます。

ゴリラ部長

まずはおすすめな寝袋の快適温度から説明しよう!

◆-15℃対応の寝袋

適応温度:28℃~0℃~-15℃
(快適睡眠温度域:28℃~0℃ 使用可能温度域:0℃~-15℃)

3月頃から11月初め頃までの使用におすすめ◎

(場所によっては12月初め頃も)

◆-6℃対応の寝袋

適応温度:28℃~8℃~-6℃
(快適睡眠温度域:28℃~8℃ 使用可能温度域:8℃~-6℃)

5月末頃から10月初め頃までの使用におすすめ◎

※快適睡眠温度域:薄着で寝袋に入っても快適に眠れる温度域です。
※使用可能温度域:ダウンジャケットなど厚手の服を着込んで使用することはできますが、長時間の睡眠には適応しない温度域です。

ゴリラ部長

春と秋、具体的にいつからいつまで使用するかで違ってくるから
2種類挙げてみたよ!

◆寝袋選びのポイント◆

寝袋を選ぶときは、季節ごとの「寒さの違い」に注目しましょう。3シーズン用といっても、冷えを感じやすいのは春と秋です。同じ春でも3月と5月ではかなり気温差がありますし、秋も9月と11月では体感がまったく変わります。季節ごとの冷え方を意識して選ぶのが快適さのポイントです。

ゴリラ部長

わしが昔行った春キャンプ、4月末の標高700mにあるキャンプ場の朝はこんな感じだったよ。

4月末でもこのようにタープが凍ることもある。(広島県のキャンプ場)

ハルちゃん

少し凍っていますね~!ということは…0℃くらいまで気温が下がっていたということですね。

ゴリラ部長

4月末でも寒い時があるので、
3月はどこのキャンプ場に行っても寒いのは間違いないよ。
氷点下になっても耐えられるくらいのシュラフを選ぶ必要があるよね。

キャンプ場最寄りの気象観測地点平均気温の1年変動はこんな感じ!

5月になると3月に比べて気温は+10℃ぐらいになるね。
5月過ぎてのキャンプなら、夜は10℃前後まで冷えることもあるけど、そのくらいに対応した寝袋なら安心して眠れるよ。

秋の最低気温をみてみると…
9月は6月とほぼ同じで14℃
10月は5月くらいで8℃
11月になると4月並みで3℃まで下がります。
だからこそ、おすすめした-15℃対応や-6℃対応の寝袋がある理由がわかるね。

ゴリラ部長

春と秋は気温の変化が大きいから、具体的に何月から何月に行く予定なのか想定した方がいいね。
もしはっきりしない場合は、-15℃対応の寝袋がおすすめだよ!

#03まとめ

3シーズン(春・夏・秋)のキャンプには、封筒型-15℃または-6℃がおすすめ

春と秋、それぞれ3月~5月、9月~11月は気温差があるので、キャンプに行く時期を考えて、寒さに対応できる寝袋を選ぼう!夏を中心に暖かい季節しか行かないのなら、-6℃を迷わず購入すると◎もし、他の季節にも行く予定があるなら-15℃の購入をおすすめするよ。

-15℃封筒型は-6℃封筒型より厚みがあり綿量が多いため、暖かく、快適温度帯も低い温度までカバーしているので、春秋の寒い夜でも暖かく寝ることができます。
また夏の暑い時期は広げて敷布団や掛け布団にしたりと使い勝手の良い寝袋です。
横幅が広めなので、寒いときはインナーフリースやブランケットを入れて暖かさを調整することもできます。

ゴリラ部長

3シーズン用シュラフを冬に使いたいと思ったら…
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Bears Rock 封筒型寝袋-6℃ MX-604

広げると、敷布団にも掛け布団にもなります。

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Bears Rock 封筒型寝袋-15℃ FX-403

オールシーズン使える!冬の防災にも活躍します!

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