睡眠時の寒さ対策として布団と寝袋を組み合わせる方法を試してみました。電気料金とガス料金が高騰する中、テレビのインタビューで布団に寝袋を組み合わせて暖かくし、就寝時の暖房費を節約する人が登場していました。それを見て本当に寒くないのか、どれだけ暖かく寝られるか気になったのでゴリラキャンプ部スタッフが実際に体験しました。
もくじ
布団と寝袋を組み合わせる方法を試してみた
昨日、TVのニュースで寒さ対策に布団に寝袋を入れている人を見たんです!
へ~~~!そうなんじゃね
本当にあたたかいのか気になります!
よし!それならやってみよう!!
実際にやってみた
<被験者>
スタッフAさん
<使用物>
-15℃封筒型寝袋、毛布3枚、掛け布団、敷布団
<実験方法>
布団で寝る際、中に毛布を入れた寝袋(-15℃)を挟み、その中に入る。
スタートから5分ごとに20分まで胸・足の位置に温度計を入れ、測定した。
<ゴリラキャンプ部実験室にて温度を測定した結果>
布団+寝袋+毛布併用時の
<Aさんのコメント>
結論を言うと布団だけの場合に比べると確実にあたたかいです。体がぽかぽかするのがよく分かります。これなら寒い地域に住んでいる人でも暖かく寝られると思います。
入った瞬間は他の寝具でも同様でしょうが、やはり冷たさを感じました。また、これは体質にもよりますが足先の冷たさが残ったので、これが解消できれば完璧だと思いました。
布団だけで寝るよりかなりあたたかそう!でも、どうせなら完璧にしたいですね
そう言うと思って完璧に近い方法を教えるよ!
布団乾燥機を使ってみた
布団に寝袋を組み合わせると確かに暖かいことが分かりました。
気になったのが、布団に入る瞬間の冷たさと足先の冷たさです。部屋が寒いと布団も冷たくなりますし、足先は人によってかなり差があるので仕方ないとも思いますが、ここも対策できたら完璧だねということで、布団乾燥機を使ってみました。
<さらにあたたかくする為に>
先程の使用物に「布団乾燥機」を追加使用
<実験方法>
布団で寝る際、中に毛布を入れた寝袋(-15℃)を挟む。その中に入る前にあらかじめ寝袋内部を布団乾燥機で20分弱あたためておく。
スタートから5分ごとに20分まで胸・足の位置に温度計を入れ、測定した。
<ゴリラキャンプ部実験室にて温度を測定した結果>
布団+寝袋+毛布+布団乾燥機併用時の
<Aさんのコメント>
結論を言うと足元の寒さが解決しました!
布団乾燥機を使ったのはだいたい15分ぐらいでした。しかし、布団の中はおおよそ60℃ぐらいまで上昇していました。もちろん、めくりあげて体を入れると温度はグッとさがります。
それでも、かなり暖かいので布団乾燥機を使うのならわずかな時間、5分程度でもよさそうです。
まとめ
今回の検証の結果、布団のみに比べると寝袋を入れたほうがはっきりとあたたかいと言えます。 寝袋に入ると体温が寝袋の中で循環し、熱が逃げにくいからです。
それでも寝入りの足元の寒いという人には布団乾燥機が有効です。しかし、かなり暖かくなるので、使うとしたら5分~10分ぐらいでしょうか。あまり長時間やると深部体温が下がらず熟睡できないように思います。※深部体温とは体の中心部の体温のこと。
今年の冬は意外な方法でとてもあたたかい、「寝袋を布団に入れて暖房費節約」が良いかもしれませんね。