アウトドアをとことん楽しむWebマガジン

広島生まれのアウトドアメーカー

快適な寝床の作り方〜キャンプで寝る時どうしてる?場所選びと必要な道具

10+

キャンプで楽しいテント泊!のはずが、「地面が冷たくて眠れなかった」「凸凹で翌朝起きたら体が痛かった」と、残念な結果に(泣)。
そうならないための場所選びや快適な寝床の作り方、寝る時に必要な4つの基本アイテムを分かりやすく解説します!

スタッフA4

◎このコンテンツで分かること◎
・テントを立てるのに適した場所
・テントで寝る時に必要なキャンプ道具
・快適な寝床を作る順番

#01テントの中で寝袋だけで寝たら…【漫画】

キャンプで初めてテントに泊まったハルちゃん…

漫画179

ハルちゃん、初めてのキャンプの夜は地面が痛くてあまり眠れなかったようです。

キャンプで快適に眠るためには、テントと寝袋だけでは不十分なんです。
(大地を感じて寝たい人は別ですが)

せっかくのキャンプで翌日に疲れを残さないためにも、寝床作りはとっても大事

ゴリラ部長に快適な寝床の作り方について聞いてみるよ~!

スタッフA4

#02快適な寝床作り~
テントを立てる場所を確認しよう!

g-085

キャンプ場に着いたらすぐにテントをたて始めるよ!

スタッフA43

えっ、もうですか!?

夜のキャンプ場は人工的な光が少ないため、真っ暗闇になります。
テントを張り、寝袋を広げるところまで、明るいうちにやっておきましょう

当たりが真っ暗で何も見えない
ポイント 明るいうちに準備しよう

じゃ、早速この辺にテントを立てましょ~

g-076

ちょっと待ったーー!!

テントを立てる前に、まずテントをはる場所を確認しましょう。自分でサイトを選べる時は、土や草地の平らなサイトがオススメです。
石や枝などゴツゴツするものはしっかり取り除いておきましょう。
また、トイレや炊事棟が近いと便利ですが、人通りや話し声が気になるようであれば避けた方がよいでしょう。

テントを立てる場所
テントはなるべく平らなところに立てよう
こんな場所は避けよう
避けた方が良い場所一覧
設営前にキャンプサイトをチェック

#03快適な寝床の作り方~
4つの基本アイテム

g-085

テントを張る場所が決まったら、寝床を作っていくよ!

スタッフA117

今度こそテントの出番ですね!
じゃ、ここにテントを…

g-076

ちょっと待ったーー!!

g-234

テントを立てる前にグランドシートを敷く

①グランドシート

グランドシート

テントと地面の間に敷くシートです。(ブルーシートでも代用可)
テントの底部の汚れや破損を防いだり、地面からの湿気などを遮断します。

テントの下にはグランドシートを敷く

雨が降った時に雨水の侵入を防ぐために、グランドシートのサイズはテントの底部より少し小さめを選ぶようにしましょう。シートの方が大きい場合は端を内側に折り込んでおけばOKです。

グランドシートの敷き方 図解
g-234

それにグランドシートを敷いておけば、テントを片付ける時も楽なんよ!

グランドシートの有無によって片付けの手間が変わる
ポイント テントの下にはグランドシート
g-235

テントを張ったら、その中にインナーシートを敷くよ

スタッフA17

中にもシート…

g-037

まあ、これはあってもなくてもええよ!

②インナーシート(インナーマット)

※必ず必要という訳ではありません。春・夏・秋は敷かないという人も多いです。冬は防寒のためにできれば敷きたいシートです。

インナーシート① インナーシート②

テントの中、床の上に敷くのがインナーシートです。
地面のゴツゴツ感を軽減したり、地面からの冷気を遮断する役割があります。アウトドア用のインナーマットでも自宅使用しているマット類でも何でも良いです。必ずしも必要というものではありませんが、あった方がより快適に過ごせます。

ポイント 冬場はテントの床にインナーシートを敷く
g-236

そしたら次に敷くこれが大事!
キャンプマットを敷くよ

③キャンプマット

キャンプマット
スタッフA8

このマットは弾力がありそうですね!

g-025

そう。寝心地のいいマットだよ。例えると、インナーシートはカーペット、マットは敷布団といったところかな

g-037

カーペットだけで寝たら体が痛くなるじゃろ?快適に寝るためにはマットは絶対必要なんよ

マットは寝袋の下に敷きます。イメージとしては敷布団のようなもので、「地面の凸凹を解消する」「地面からの冷気・熱を遮断する」といった重要な役目があります。
快適に眠りたい人は必ず持っていきましょう。
マットにはいろいろな種類がありますが、キャンプではインフレータブルマットがオススメです。
(十数年前まではこのマットが無かったので銀マットが主流でしたが、今ではこのインフレータブルマットがキャンプの主流となっています。)

↓↓マットの選び方を詳しく載せています。ぜひ参考にしてみてください!↓↓

リンクバナー179-02
リンクバナー179-01

マットの厚さは5cmくらいがオススメですが、荷物をコンパクトにまとめたいのであれば3cmのマットでもOKです。

部員の体験談
ポイント 寝袋の下には必ずマットを敷く
バナー用スタッフA

ここでやっと寝袋の登場ですね!

g-025

寝袋の下に敷くものを充実させることが快適な眠りへの第一歩じゃけえね

④寝袋

寝袋

寝床作りの基本アイテムは主に
グランドシート」「インナーシート(使わない人も多い)」「マット」「寝袋(シュラフ)」の4つ

g-025
基本の寝床についての図解
g-008

これだけは揃えておけば、寝床で困る事はまずないよ。

スタッフA17

私、テントと寝袋しか持って行ってなかったです

g-036

テントの下にはグランドシート、寝袋の下にはマット、相棒だと思って一緒に持っていこう!

テントの下にはグランドシート  寝袋の下にきマットを敷こう
スタッフA117

はい!これからはキャンプでも快適に眠れそうです!

#04さらに快適な寝床作り
~重ねて作ろう!

g-022

あとは季節などに合わせていろいろアイテムを足していけば、さらに快適な寝床になる

スタッフA4

部屋を夏仕様にしたり冬仕様にしたりするのと一緒ですね

冬の寝床の作り方の図解

冬は特に地面からの底冷えを防ぐために、しっかりと重ねて寝床を作りましょう電源付きのサイトであればホットカーペットが有効です。また、ホットカーペットより消費電力の小さい電気毛布も持ち運びが手軽でおすすめです。

リンクバナー179-04
夏の寝床の作りかたの図解

夏は地面の熱が体に伝わって寝苦しくなるのを防ぐ必要があります。「コット」は、キャンプなどで使う組み立て式の簡易ベッドですが、シートの下に風が通るので涼しく寝ることができます。また、キャンプマットの上に「ござ」や「接触冷感マット」などを敷いても涼しく寝る事ができます。

リンクバナー179-03
g-022

夏も冬もよく使われるアルミシートは、敷くの時の銀面の向きも大事だよ

アルミシートの敷き方の図解
スタッフA14

なるほど!アルミシートの銀面にはそういう役目があったんですね

快適な寝床づくりをマスターして、思いっきりキャンプを楽しみましょう!

スタッフA4

”快適な寝床の作り方
キャンプで寝る時どうしてる?場所選びと必要な道具”の動画も見てね!

10+