キャンプで楽しいテント泊!のはずが、「地面が冷たくて眠れなかった」「凸凹で翌朝起きたら体が痛かった」と、残念な結果に(泣)。
そうならないための場所選びや快適な寝床の作り方、寝る時に必要な4つの基本アイテムを分かりやすく解説します!
◎このコンテンツで分かること◎
・テントを立てるのに適した場所
・テントで寝る時に必要なキャンプ道具
・快適な寝床を作る順番
もくじ
テントの中で寝袋だけで寝たら…【漫画】
キャンプで初めてテントに泊まったハルちゃん…
ハルちゃん、初めてのキャンプの夜は地面が痛くてあまり眠れなかったようです。
キャンプで快適に眠るためには、テントと寝袋だけでは不十分なんです。
(大地を感じて寝たい人は別ですが)
せっかくのキャンプで翌日に疲れを残さないためにも、寝床作りはとっても大事!
ゴリラ部長に快適な寝床の作り方について聞いてみるよ~!
快適な寝床作り~
テントを立てる場所を確認しよう!
キャンプ場に着いたらすぐにテントをたて始めるよ!
えっ、もうですか!?
夜のキャンプ場は人工的な光が少ないため、真っ暗闇になります。
テントを張り、寝袋を広げるところまで、明るいうちにやっておきましょう。
じゃ、早速この辺にテントを立てましょ~
ちょっと待ったーー!!
テントを立てる前に、まずテントをはる場所を確認しましょう。自分でサイトを選べる時は、土や草地の平らなサイトがオススメです。
石や枝などゴツゴツするものはしっかり取り除いておきましょう。
また、トイレや炊事棟が近いと便利ですが、人通りや話し声が気になるようであれば避けた方がよいでしょう。
快適な寝床の作り方~
4つの基本アイテム
テントを張る場所が決まったら、寝床を作っていくよ!
今度こそテントの出番ですね!
じゃ、ここにテントを…
ちょっと待ったーー!!
テントを立てる前にグランドシートを敷くよ
①グランドシート
テントと地面の間に敷くシートです。(ブルーシートでも代用可)
テントの底部の汚れや破損を防いだり、地面からの湿気などを遮断します。
雨が降った時に雨水の侵入を防ぐために、グランドシートのサイズはテントの底部より少し小さめを選ぶようにしましょう。シートの方が大きい場合は端を内側に折り込んでおけばOKです。
それにグランドシートを敷いておけば、テントを片付ける時も楽なんよ!
テントを張ったら、その中にインナーシートを敷くよ
中にもシート…
まあ、これはあってもなくてもええよ!
②インナーシート(インナーマット)
※必ず必要という訳ではありません。春・夏・秋は敷かないという人も多いです。冬は防寒のためにできれば敷きたいシートです。
テントの中、床の上に敷くのがインナーシートです。
地面のゴツゴツ感を軽減したり、地面からの冷気を遮断する役割があります。アウトドア用のインナーマットでも自宅使用しているマット類でも何でも良いです。必ずしも必要というものではありませんが、あった方がより快適に過ごせます。
そしたら次に敷くこれが大事!
キャンプマットを敷くよ
③キャンプマット
このマットは弾力がありそうですね!
そう。寝心地のいいマットだよ。例えると、インナーシートはカーペット、マットは敷布団といったところかな
カーペットだけで寝たら体が痛くなるじゃろ?快適に寝るためにはマットは絶対必要なんよ
マットは寝袋の下に敷きます。イメージとしては敷布団のようなもので、「地面の凸凹を解消する」「地面からの冷気・熱を遮断する」といった重要な役目があります。
快適に眠りたい人は必ず持っていきましょう。
マットにはいろいろな種類がありますが、キャンプではインフレータブルマットがオススメです。
(十数年前まではこのマットが無かったので銀マットが主流でしたが、今ではこのインフレータブルマットがキャンプの主流となっています。)
↓↓マットの選び方を詳しく載せています。ぜひ参考にしてみてください!↓↓
マットの厚さは5cmくらいがオススメですが、荷物をコンパクトにまとめたいのであれば3cmのマットでもOKです。
ここでやっと寝袋の登場ですね!
寝袋の下に敷くものを充実させることが快適な眠りへの第一歩じゃけえね
④寝袋
寝床作りの基本アイテムは主に
「グランドシート」「インナーシート(使わない人も多い)」「マット」「寝袋(シュラフ)」の4つ
これだけは揃えておけば、寝床で困る事はまずないよ。
私、テントと寝袋しか持って行ってなかったです
テントの下にはグランドシート、寝袋の下にはマット、相棒だと思って一緒に持っていこう!
はい!これからはキャンプでも快適に眠れそうです!
さらに快適な寝床作り
~重ねて作ろう!
あとは季節などに合わせていろいろアイテムを足していけば、さらに快適な寝床になるよ
部屋を夏仕様にしたり冬仕様にしたりするのと一緒ですね
冬は特に地面からの底冷えを防ぐために、しっかりと重ねて寝床を作りましょう。電源付きのサイトであればホットカーペットが有効です。また、ホットカーペットより消費電力の小さい電気毛布も持ち運びが手軽でおすすめです。
夏は地面の熱が体に伝わって寝苦しくなるのを防ぐ必要があります。「コット」は、キャンプなどで使う組み立て式の簡易ベッドですが、シートの下に風が通るので涼しく寝ることができます。また、キャンプマットの上に「ござ」や「接触冷感マット」などを敷いても涼しく寝る事ができます。
夏も冬もよく使われるアルミシートは、敷くの時の銀面の向きも大事だよ
なるほど!アルミシートの銀面にはそういう役目があったんですね
快適な寝床づくりをマスターして、思いっきりキャンプを楽しみましょう!
”快適な寝床の作り方
キャンプで寝る時どうしてる?場所選びと必要な道具”の動画も見てね!