寝袋と併用するのにおすすめの毛布を比べてみました。今回比較したのはポリエステル毛布、綿毛布、インナーシュラフフリース、インナーシュラフボアフリースの4種類。重さや手触り、あたたかさ、持ち運びしやすさなど使用感を徹底比較。さて比較結果はいかに…?
もくじ
寝袋だけで寝ると寒い……
毛布も併用して使ったらいいのかな?
ハルちゃん毛布いろいろ持ってきたよ!
わしのおすすめインナーシュラフも入っとるで
寝袋と併用するのにどれがいいか
入って比べてみました!
使用してみての比較要素
・重さ
・肌触り
・あったかさ
・入った感じ
・持ち運び
どの毛布が寝袋と併用するのにいいか比較してみましょう
Aさん…
ファミリーでキャンプを楽しむママさんキャンパー。
Bさん…
ツーリングキャンプを楽しむソロキャンパー。寒さには強い。
Cさん…
最近デイキャンプデビューした寒がり初心者キャンパー。
さっそくそれぞれの毛布を入れて比べてみよう!
①ポリエステル毛布の場合
一般的によく使われる、リーズナブルな毛布です。
繊維が細く強度が強いポリエステルは、綿の代替品として衣類などでも多く使われています。ポリエステルで作られている毛布は耐久性が強くシワになりにくく縮みにくいので、使い勝手の良い毛布です。
あたたかさには定評があるみたい! 肌触りは個人の好みにもよるけど、寝袋との相性は悪くなさそうだね。 気になるのは静電気と寝袋への入れやすさや持ち運びやすさかな?
②綿毛布の場合
綿毛布とは起毛している毛羽の部分に、綿素材が使われた毛布のことです。天然素材である綿の優しい風合いと保温性、吸湿性などを特徴に持つ1年を通して使える毛布です。
綿毛布はあたたかさを感じにくいので、秋冬キャンプに持っていくには向かないかも。特に足元の寒さが気になるみたいだね。
インナーシュラフ
フリース素材の場合
寝袋の保温力をアップさせるアイテム。
自宅の布団でいうと毛布のような存在
フリース素材のインナーシュラフは、寝袋のなかで使用すれば保温力がアップし、肌触りもよく伸縮性もあるので気持ちよく使える商品です。軽量コンパクトなので車中に常備し、ひざ掛けや折りたたんでマットとして使用も可能です。
薄手で軽いから持ち運びやすいみたい!寝袋で使うことを前提に作られているから寝袋に入れて使いやすいのもいいね。
インナーシュラフ
ボアフリース素材の場合
ボアフリース素材で作られたインナーシュラフ。表面がふわふわとし、中はほどよく起毛し、ふわりとやさしく暖かみのある肌触りです。寝袋と一緒に使用すると保温性が高まり、寒い時期でも快適に過ごすことができます。
筒状の毛布なのであたたかさは抜群みたいだね!ファスナーで開閉できたり、横方向の伸縮も寝袋で使いやすそうなポイントだね! あたたかいです!
寝袋と併用するなら
インナーシュラフがおすすめ
いろんな違いがあることがわかったね
自宅で使われているような毛布も良いけど、寝袋と併用するならインナーシュラフがおすすめだね
でもなんで毛布よりも薄いのに あったかいんだろう?
インナーシュラフが暖かくなる理由
インナーシュラフは布団でいうと毛布のような存在。寝袋の中に入れることで保温性がアップします。
寝袋に入れて使うことを前提としているので薄手に作られているインナーシュラフ。自分の体温が寝袋の中綿に循環するのを妨げません。そのため、寝袋内で使用するとほどよく体と寝袋内があたたかくなります。寝袋との相性が非常にいいインナーです。
まとめ
自宅で使っている毛布は感触が好みの場合もあるのでなかなか捨てがたい選択肢ですよね。あたたかさも確保できるのでそれでももちろんいいですが、インナーシュラフは薄くて軽くて、洗いやすいというアウトドアで使うのに嬉しいメリットがあります。値段も手ごろなのでキャンプや車中泊に行こうと思うときはぜひ検討してみてください。