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雪中キャンプで最強の化繊シュラフで寝た話を聞きました!

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雪中キャンプで最強の化繊シュラフで寝てみた話を聞きました。雪中キャンプに行ったのは富山県在住キャンパーのえ~ちゃん。年末の雪が積もる寒いキャンプで、化繊のシュラフはどうだったのでしょうか。普段はダウンのシュラフを愛用しているとのことですが、化繊のシュラフはどんな違いがあるのでしょうか。

#01普段はダウンで寝ているが外気が零下で化繊で寝てみた

今回、化繊のシュラフを使ってもらったえ~ちゃんは、普段はダウンのシュラフを使っています。子どもが成長してソロキャンプに行く機会が増えたことがきっかけでダウンのシュラフを買ったそうです。

[取材協力]

え~ちゃんさんプロフィール画像

え~ちゃん
キャンプ歴10年以上の家族6人のファミリーキャンパーで、格安に全国のキャンプ場でドタバタキャンプ展開しています

スタッフA29

え~ちゃん、雪中キャンプとクリスマスキャンプに行ったそうですね!

はい、最高のキャンプでした!
ごはんも美味しく、夜もぐっすり眠れて楽しい冬キャンでしたね。

スタッフA37

え~ちゃん、化繊のシュラフはどうだった? 教えて!

実際に試してもらったのは12月中旬の初雪が降る富山県。深夜から明け方にかけては外気温0℃を下回る寒い冬のキャンプでした。寝袋の下にはラグ、インフレータブルマットを敷いていました。就寝前までストーブを付けていましたが、就寝時の服装はヒートテックのような長袖シャツに裏起毛のパンツだけで決して厚着ではありません

冬キャンプ寝る時の服装

寝てみた感想としては暖かさは十分で、むしろ暑いと感じることもあったようです。そんなときは靴下も脱いで足元を開けて温度調整をしていますね。

 寝袋の足元が開けられる

#02冷え性の奥様も寒がらずにスヤスヤ寝れた

え~ちゃんは日を改め夫婦でも冬キャンプに行ってきました。

キャンプ場管理棟

到着したとき気温はちょうど0℃ぐらい。このときも就寝までストーブを使っています。ストーブを使っているときはテントの中は20℃ぐらいですが、ストーブを切って寝始めると温度はぐんぐん下がり、目覚めた朝には1.7℃となっていました。

午前1時 気温2.7℃ 湿度75%

このときはえ~ちゃんがダウン、奥様が化繊を使ったようです。奥様は冷え性らしいのですが、この日は全く寒く感じることがなくスヤスヤ寝られたとのこと。-10℃ぐらいまでなら寒がりな女性でも問題なく使用できそうということでした。

寝袋の写真

#03ダウンもいいが化繊も悪くない理由

その後のキャンプで何度も化繊のシュラフを使ってもらい、え~ちゃんに化繊のメリット・デメリットをまとめてもらいました。

デメリット

・大きく運びにくい。家族分だとかさばる

とくにえ~ちゃんの場合は6人家族なので、冬用の化繊シュラフを6個持って行くのは結構厳しいようです。人数が多い場合はもっとコンパクトになるシュラフを選んで、電気毛布などを補助暖房として使う方が現実的だろうという感想でした。

メリット

・自宅の布団に近く、落ち着いて就寝できる

化繊のシュラフはふかふかしているのが印象的だったようです。寝心地は自宅の布団に近い感触で、落ち着いて就寝できるのが良かったとのことです。

・背中がスースーするダウンに比べ化繊は背中まで暖かい

ダウンの問題点として、圧縮性が高い反面、寝た時に背中のダウンが体重に押しつぶされ、ダウンの良さが発揮されず寝床の接地面が寒く感じることがあります。しかし、化繊の場合は寝床の接地面まで中綿が詰まってボリューム感があるので、背中が冷たく感じません

え~ちゃんは家族が多く荷物もかさばるので圧縮性が高いダウンを使っていますが、その問題がなければ化繊を積極的に選んでもよさそうですね。

#04おすすめの最強にあたたかい化繊のシュラフ

え~ちゃんの雪中キャンプは楽しく過ごせたようですね。
続いて化繊で暖かく使いやすいシュラフを考えてみます。
化繊のシュラフはダウンに比べると、背中の部分が厚く、クッション性があり、暖かいという利点もあるようです。

化繊で暖かさ最強のものを求めるとマミー型をまず選ぶといいです。マミー型と封筒型を比べてみると、密着度が高いマミー型の方が暖かさを実感しやすいです。限界温度についてはおおよそ-30℃ぐらいのものがいいでしょう。限界温度が-30℃ぐらいだと実際に快適に寝られる温度は-10℃を超えるぐらいです。このぐらいのスペックであればだいたいの冬キャンプはカバーできます。

マミー型は好みじゃないという方については封筒型を選ぶことになると思いますが、封筒型を選ぶ場合も限界温度は-30℃ぐらいのものを選ぶといいです。ただし、マミー型に比べると密着度が低いので、それを補うために毛布やインナーシュラフ、ブランケットを多めに用意しておきましょう。
(マミー型でも体質によっては足先が寒かったりするので、念のために毛布などは持参したほうがいいです。足元にカイロを入れるとあたたかくていいよという人もいますよ。)

g-030

他の方の声も聞いてみたよ♪

実際に限界温度-30℃クラスの化繊シュラフで冬キャンプを体験した人の声をまとめました
冬キャンプ経験者のシルエット

外気温、テント内とも-4℃の中、頭まですっぽりとシュラフの中に入り込んで寝ました。寒くありませんでした。

冬キャンプ経験者のシルエット

11月の北陸で、外気温0℃くらいの車中泊でしたが暑いくらいでした。

冬キャンプ経験者のシルエット

12月の北海道、外は-6℃の中で使用しましたが、暖かく過ごせました。

冬キャンプ経験者のシルエット

11月の神奈川県の朝、テントの中の気温は8度でしたが、寒さを感じることなく眠れました。服装はスェットの上下だけでしたが、寝ていると暑くて目が覚め、足元のファスナーを開けて調整しました。

このように氷点下の気温のキャンプ場でも暖かく寝られたという声があるように、これらは化繊のシュラフで最強 (最高クラスまたは最高峰に変える) といえるのではないでしょうか。

ちなみに、このクラスより中綿が多い化繊のシュラフはあまり存在しません。これより中綿を増やすと、かえって体温の熱を寝袋内で循環させにくくなるので、逆効果になってきそうです。

いつもはダウンの寝袋を使っているのだけど、化繊は洗濯しやすく水濡れに強いという良さがあるのがいい。
これぐらい暖かく寝られるなら化繊も悪くないと思ったよ。

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