寝袋で寝るときに寒い!と冬キャンプに行った人なら思ったことがあるのではないでしょうか?そもそも寝袋で寒くて眠れない原因は?その原因に対し具体的な対策と冬に最適な寝袋選び方やアイテムについて紹介します。ただ冬用の寝袋1枚だけで過ごすのではなく、ちょっとしたコツでさらにあたたかくなるので是非参考にしてみてくださいね。
もくじ
寝袋で寝て寒いと思う原因
私、この間冬キャンプに行ったんですけど、 寝袋で寝るとき寒くて寒くて眠れなかったんです・・・
そうなん?
それってちゃんと対策せんかったの?
え?いつもの寝袋をそのまま使うだけじゃダメなんですか?
そりゃそうよ!
寒いのにそのまま寝たら風邪ひくよ!!!
そもそも寝袋で寝て寒いと思う原因とは・・・
①使用する環境に合っていない
寝袋には温度が記載されていますが、限界温度と快適温度があります。
限界温度・・・おすすめはしないけれど工夫次第ではなんとか使用可能ですよという温度の目安
快適温度・・・この温度までだったらそこそこ快適に眠れますよという温度の目安
限界温度+10~15℃ぐらいが使用の目安なので、
使用する場所の最低気温を調べてそれに見合う寝袋を選ぼう!
②寝袋の形・使い方が体に合ってない
寝袋の形・使い方で寒さを感じることはどうしてもあります。
体の形に沿ったマミー型に対して、ゆったりした造りの封筒型はその分隙間が生まれやすいので寒く感じることがよくあります。
寝袋に入ったとき、どこが寒い?体の場所ごとの寒さ対策
顔まわり・・・顔周りの隙間から冷気が侵入して寒さを感じます。
それを防ぐためにブランケットや毛布などで隙間からの冷気の侵入を防ぐことが大切になります。
足元・・・足元を温めるために湯たんぽやカイロを使うことをおすすめします。
寝る前から寝袋の中に入れておくと気持ちよく寝入ることができますよ。
湯たんぽはすぐ暖かくて、効果は短時間。
カイロは暖まるのに時間がかかるけど長時間暖かさが持続します。
両方を組み合せると効果抜群です。
※低温やけどしないように、しっかりと布などでくるんで使いましょう。
胴体・・・寝袋の中で使うといいおすすめの防寒グッズは、フリース素材のインナーシュラフです。
フリースは発熱素材で、登山には必ず1枚持っていくと良いと言われるほど保温力の高い素材です。 寝袋用のインナーフリースは毛布に比べると、かなり薄めで自分の体温が寝袋の中綿に循環するのを妨げません。
床に接する面・・・寝袋がどんなに暖かくても、寝転んでしまえば自重で中綿が押しつぶされて、背面は暖かい空気の層が少なくなってしまいます。
寝袋の下に5cm以上のインフレータブルマットを敷くと、床の冷気が体に接触するのを防ぎ、なおかつ地面の凹凸を和らげます。
冬用に最適な寝袋&寝袋まわりのアイテム
寒さが心配ならマミー型を選ぼう!!
なぜなら・・・
マミー型は密着度が高く寝袋内であたたまった空気が全体に循環してあたたかい。顔まわりも隙間が少ないので冷気が入りにくい。
※封筒型はゆったりしている反面、あたかかい空気が循環しにくい。
マミー型の方が冬には適しているけど、どうしても封筒型を使いたい場合はインナーフリースを寝袋の内側に加えたり、首まわりにすき間を作らないように毛布をまくなど工夫するんじゃ!
まとめ
●使用する環境に合った寝袋を使用する。
また、体の形に沿ったマミー型が向いている。
●体と冷たい空気が触れる面積を極限まで小さくする。顔まわりは毛布などで隙間を埋める。
●地面からの冷気を防ぐには寝袋の下に5cm以上のインフレータブルマットの使用がおすすめ。
●寝袋だけで寒いときは、インナーフリースや湯たんぽやカイロなどを使用する。
ゴリラ部長!
次回冬キャンプに行くときには参考にします!!
ありがとうございました。