零下でも快適に眠れる最強の冬用シュラフを徹底解説!厳しい寒さをしのぐための選び方や保温性に優れたおすすめモデル、さらに暖かく寝るためのコツも紹介します。寒冷地のキャンプや冬のアウトドア活動を楽しむために、必見の情報が満載です!
もくじ
最強のシュラフはこれ
<最強のシュラフの条件>
・温度は-30℃対応
寝袋は限界温度がー30℃ぐらいのものを選びましょう。このぐらいの寝袋になると、気温が0℃を下回りマイナス10℃に達するぐらいの環境でも安心して快適に寝ることができます。
※補足
限界温度・・・厚手の服を着込んで使用することはできるけど、長時間の睡眠には適応しないという温度の目安
快適温度・・・このぐらいの温度であれば快適に寝られるという温度の目安。限界温度に約15℃加えたぐらいの温度。
・できれば封筒型よりマミー型
形状は封筒型よりもマミー型のほうを選んだ方がよいです。マミー型は密着度が高く、人の体温が寝袋に伝わり寝袋内で温まった空気が循環しやすいので、冬の使用に向いています。封筒型は寝袋内がゆったりしている分、すき間が生まれやすく冬は体が冷気に触れやすくなります。封筒型を選ぶ場合は毛布やブランケットを多めに用意して冷気が体に触れないようにしましょう。
<おすすめの最強シュラフ>
わしが思う最強のシュラフはこれかな
<Bears Rock マミー型センタージッパー寝袋 ー34℃>
使った人からも暖かいという声がたくさんあるようですね。
環境づくりと暖かく寝るための補助アイテム
★シュラフ選びに加えて、快適に寝るために環境を整えよう
シュラフの性能を活かすために寝床を整えたり、念のためにあったかグッズを用意したりするのも大事なんよ。
【基本の寝床づくり】
テントの床にインナーシートまたは銀マット、その上にマットを敷いて寝袋を置きます。冬は地面から冷気が伝わるので、しっかりと対策をしましょう。
【快適に寝るためのアイテム】
・マット
シュラフ選びは重要ですが、床からの冷気を防ぐために一緒にマットを使うのも重要です。ふかふかで厚みがあるシュラフであっても背中側の中綿は自分の体重で押しつぶされて床の冷気を伝えやすくなってしまいます。冷気に加えて地面の凸凹を防ぐのであれば厚さが5cmあるマットが望ましいです。(もっと厚いマットでもいいけど片付けなど使い勝手を考えると5cmぐらいがベスト)
コットと組み合わせて使うと◎
マットにコットを組み合わせることができれば尚良いでしょう。地面に触れないので冷気が伝わりにくく、凸凹も解消できます。
最強のシュラフを使うにしても床の寒さ対策は必須ということですね!
・インナーフリース
インナーフリースは寝袋の保温力を高める目的で使います。暖かい、軽い、薄い、コンパクト、伸縮性がある、洗いやすいといった特徴があり、2~3,000円ぐらいと比較的お求めやすい価格帯で販売されています。普段お使いの毛布やブランケットを使うのもいいのですが、キャンプにとても使いやすいのでおすすめです。
肩・顔周りや足元の寒さ対策に使う
通常は袋状になったインナーフリースの中に体全体を入れて使いますが、肩や顔周りの隙間を埋める寒さ対策に使うのも効果があります。また、足元のみに使うとこともできます。
・カイロ
安価で長時間持続する優れたアイテム。1、2個を足元に入れて局所的に温めるのも良し、7,8個を背中に貼って寝袋全体を温めるのに使うのも良しです。
カイロ自体は寝る前に開封すると朝まで暖かさが続きます。20個入りや30個入りのものを箱買いすると、1個当たりが30円ぐらいで済むので経済的です。
使うときは低温やけどをしないように、布類に包んでカイロが肌に直接触れないようにしましょう。
マットに8個貼ると寝袋全体が暖かくなって効果的です。
おすすめのカイロの貼り方はこちらの記事を参考にしてください
・湯たんぽ
お湯を沸かしたり、蓄電式であれば充電する必要があったり、やや面倒でもあるが、暖かさはしっかりと確保できます。使い始めた瞬間からあたたかいので寝入るときに使うのがおすすめです。就寝する1時間ぐらい前に寝袋の中に入れ、寝袋をあらかじめ温めておくと気持ちよく就寝できます。
・電気毛布
電源が使える環境であれば電気毛布が大活躍です。断線したり、(バッテリー持参の場合)バッテリー切れを起こしたりしない限りは、確実に一定の暖かさを保つことができます。 寒がりでもし寝袋の保温力に不安があるときでも電気毛布があれば安心です。寝るときに寝袋の中に入れたり、敷いたりして使います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
寒さ厳しい冬場のキャンプは事前の準備がとっても大切です。
まずは、外気がマイナスになっても耐えられる限界温度がー30℃対応の寝袋を選びましょう。
その時、封筒型よりマミー型の方がより良いです。体に密着して、寝袋内で暖まった空気が循環するので、ぬくぬくと快適に眠ることができます。
どうしても封筒型しかない場合は、中に毛布やインナーフリースなどを入れて体とのすき間をなくし冷気が体に触れないように工夫してみてくださいね。
また、寝床づくりも大切になってきます。
地面からの冷気に加え地面の凹凸を防ぐために、厚さ5cm程度のマットを選びましょう。
その他、カイロ、湯たんぽ等も上手に利用して、外からの冷気をしっかりシャットアウトしましょう。
冬場のキャンプでも、安心して快適に寝られるように、これらのポイントをぜひ参考にしてみてくださいね。
最後にこのたび記事に登場した寝袋『マミー型センタージッパー ー34℃』の使用レポートをご紹介します。富山県在住キャンプブロガー・えーちゃんに使ったときの様子を詳しくまとめてもらっています。
場所 富山県
日時 1月5日
温度 1.7℃ / テント内
最強シュラフの感想まとめ
・自宅の布団に近い寝心地。落ち着いて就寝できる。
・暖かさは十分。むしろ暑いくらいでー10℃でもいけそう。
・冷え性の奥様も暖かく寝られた
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