インフレーターマットの正しい使い方を把握しておきましょう。昔のキャンプでは床に敷くものといえば銀マットなど簡素なものしかありませんでした。しかし、インフレーターマットが登場したことで寝るときの快適性は格段に向上しました。そんなインフレーターマットですが正しく使わないと宝の持ち腐れとなってしまいます。ここで、一緒に使い方を確認しましょう。
もくじ
インフレーターマットの仕組み
インフレーターマットとは
インフレーターマット(正しくはインフレータブルマット)は、(空気を入れて)膨らませて使うマットです。
マットの中はウレタンフォームでできていて、バルブを開栓すると空気が入り膨らむ仕組みとなっています。
購入したときはマットには空気が入っていない状態で丸めて収納袋に入れられていて、使うときに取り出し、バルブを開けます。マットの状態にもよりますが、数十秒から数分で空気を吸い込みます。
寝心地よさそうですね
銀マットに比べたら快適すぎて、よく寝られるよ
インフレーター マットの使い方
インフレーターマットの使い方
インフレーターマットを使うときは収納袋から取り出した後は、床にさっと広げて、マットの隅についているバルブを開けます。数分すると空気が入るので、バルブを閉じます。空気が足りなければ自分で吹き込むか、ポンプを使って足します。
インフレーターマットのクセ
以下のような場合に、ふくらみにくい時があります
初めてご使用される時
長時間使用しなかった時
どうしてそうなるのかな?
インフレーターマットは購入直後や長期保存していた場合、バルブを開けても膨らみにくい場合があります。
これはマットの生地が固着してしまい、また、ウレタンフォームが長時間圧縮されていると復元するのに時間がかかってしまうことが原因で起こる現象です。
対処方法としては、空気が少し入ったら一旦バルブを閉じ、マットの端から空気を奥に行きわたらせるように巻いていきます。そうすると、固着していたのが解消され、マットが膨らみやすくなります。
ポンプがあれば空気を送り込んでもいいです。
ちなみに、この記事で使っているBears Rockのインフレーターマットの場合は次のように硬さの調整ができます
硬さの調整について
バルブは二重バルブになっています。
硬めがお好みの場合は、空気弁を閉めた状態で空気を吹き込みます。
中の空気が逆流しないので便利です。
口で空気を入れるのが苦手な場合は、
電動のポンプを使うこともできます。
値段は2,000円~3,000円くらいです。
インフレーターマットを用意するタイミング
実際にキャンプでインフレーターマットを使うときは、マットに寝転ぶ数十分から数時間前に広げておくといいです。テントやタープを設営したタイミングでマットを広げて寝床も作っておくのがいいでしょう。マットが膨らみにくいという状態であっても、このぐらいの時間を空けて放っておけば寝転ぶときにはある程度膨らんでいます。もし、膨らみが足りなくても、多少空気が入っていればサッと吹き込むだけで寝床が完成するので、あらかじめバルブを開けて広げておくといいですよ。
まとめ
使う直前ではなく、早めに準備しておこう。
インフレーターマットはバルブを開けるだけ。
空気が足らないと思ったら、吹き込むかポンプで空気を足そう。
膨らみにくいと思ったら、巻いて空気を押し込んでみよう。
(ポンプで空気を送り込んでもOK)
キャンプをたのしんでね!
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