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冬の車中泊におすすめの寝袋と寒さ対策-事例をもとに解説!

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冬の車中泊におすすめの寝袋とは?寝袋はマミー型、封筒型、いろいろ種類があります。寒い冬に車中泊をするときはどのような寝袋を選んだらいいのか、また暖かく眠る為にはどんな工夫をしたらいいかキャンプ部スタッフの事例をもとに解説します!

#01冬の車中泊におすすめの 寝袋は?
マミー型?封筒型?

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冬の車中泊に一番おすすめの寝袋は、密着度が高い冬用のマミー型(限界温度-30℃台)です!

ですが、冬も封筒型を使いたいという方もいらっしゃいます。
実際に封筒型を愛用するご主人がいるゴリラキャンプ部スタッフ・ユリコさん一家を例に冬におすすめの寝袋と使い方をご紹介します。

ユリコさん

キャンプ歴20年のアウトドア大好きアクティブママ。元気な男の子が2人います。1年中家族でキャンプを楽しんでいます。

我が家はそれぞれの好みでマミー型・封筒型を使います。
ご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

【ユリコ一家の 冬の車中泊】
<家族のタイプ別-好きな寝袋 紹介>

お父さんが使う寝袋の紹介画像

お父さんは体が大きく、就寝中は寝返りをよく打ち、布団でゆったり寝るのが好きです。それに加えて、暑がり体質でもあるので、冬場でも好んで封筒型を使っています。寒いと感じるときはフリース素材のインナーシュラフを開いた状態で毛布の様に使い、(閉じていると、出入りが面倒なので開きます。)温度調整をしています。
家族で車中泊する時には、封筒型は幅を取るので使用しませんが、1~2人の車中泊では封筒型寝袋を使います。

お母さんの使う寝袋の紹介イラスト

★私はいつもマミー型で寝ています。寝返りは少ない方ですし、マミー型寝袋が好きです。 私は冷え性でもあるので、冬の車中泊は密着度が高いマミー型を使います。
暖かく眠りたいので、ボア素材のインナーフリースを一緒に使っています。

抄録の息子さんが使う寝袋の紹介イラスト

★長男はいつもマミー型の寝袋を使っています。
家で寝る時、寝始めが冷えるので、いつも湯たんぽを使っています。車中泊をする時は、湯たんぽやお湯を入れたペットボトルを一緒に使っています
そんな寒がりなので、冬の車中泊はやっぱりマミー型ですね。

小3の息子さんが使う寝袋の紹介イラスト

次男は特に寒がりというわけではありませんが、就寝時はよく動き、寝袋から出てしまうことがあったので、開口部を狭くしやすいマミー型のセンタージッパータイプを使わせています。
センタージッパータイプの寝袋は体全体が包み込まれてかなり温かいので、とても寒い日にはいいのですが、それ以外の日は暑いようです(笑)。
子どもにとっては大きな寝袋ですので、寒い時には足元を折り返して、少しゴム紐で固定するとさらに温かくなるようです。

Q&A
Q

車の中は寒いの?

A

住宅 ⇒ 断熱材で外気温が伝わりにくい。
車 ⇒ 断熱材が入っていない。

しかも鉄(金属)は熱や冷を伝えやすい。
⇒ 家で寝るより外の影響を受けて寒い。

ですが、狭い空間なので、人数が多いとあたたかい。
2人くらいがちょうどよい。
3,4人になると暑い。

Q

封筒型寝袋は車内で寝返りがうてる?

A

横幅80cmあれば寝袋の中で寝返りができますよ。

【ユリコ一家の冬の車中泊体験談と寝袋選びのアドバイス】

ユリコさん
車中泊で寝袋を3つ並べている写真

車は、7人乗りのミニバンで、雪の降り積もるスキー場で車中泊してみました。気温は-5℃くらいでしょうか。
狭い車内でしたので、みんなマミー型-34℃の寝袋で眠りました。

詳細は、「車中泊の寒さ対策―冬のスキー場で家族4人の体験談」をご覧ください

-34℃の寝袋は体全体が包みこまれるので、ぽかぽか温かくて、寒さを全く感じることなく車中泊が楽しめます。
主人はいつもは封筒型寝袋を使用しますが、狭い車内で家族が眠る為、この時はマミー型を使っていました。

車中泊で眠る時に使う装備のイラスト

寝袋で寝る時の服装は、温かい下着の上に、普通に家で就寝するくらいの部屋着を着れば十分です!
(温かく眠ろうとたくさん着込んで薄い寝袋で眠ると、寝袋の温かさがうまく体に伝わらない気がしますので、薄着の方がよいと思います。)

車内で寝ているところの写真

翌朝、雪が5cm程積もっている寒い日でしたが、家族4人で寝ると、逆に暑いくらいで(笑)とても快適に眠ることができましたよ。
体験してみて改めて、-34℃の寝袋って、温かい!と感じることができました!

<化繊の寝袋とダウンの寝袋>
私は化繊の寝袋とダウンの寝袋を持っています。
山へ登ったりするときは、荷物を減らすためにダウンの寝袋がよいのですが、車中泊の場合は、車に荷物を積むことができるため、少々寝袋大きくても大丈夫です!
ですので、背中にしっかりと中綿がある化繊の寝袋が寝心地もよく、温かいのでおすすめです。

★結論 冬の車中泊におすすめの寝袋

⇒冷え性・普通タイプ・・・マミー型
 -30℃クラスのマミー型寝袋 か 
 -15℃クラスのマミー型寝袋+インナーフリース

⇒窮屈はダメ・暑がりタイプ・・・封筒型
 -30℃クラスの封筒型寝袋+インナーフリース(予備・調節用として)

 ※封筒型寝袋を使う時は、肩口から冷気が入るので、
肩周りをインナーフリースやブランケットなどで 覆うといいです。

封筒肩まわりを覆って封筒型寝袋で眠っているところの写真

#02マットの使用が快適さのポイント!

車のシートの表面は凹凸がかなりあるので、体が痛くなってしまいます。車中泊で快眠するには、マットを使って凹凸を埋めて寝床を整えることが重要です。
また、寒さ対策の観点からも寝袋と一緒にマットを使うといいです。
寝袋はどんなにふかふかでも、入って横になれば、自重で背中の中綿が押しつぶされてシートの凹凸をそのまま受けてしまいます。
(背面は)暖かい空気の層は少なくなってしまい、少しでも下(床)の冷気を防ぐためにもマットを使いましょう。

車中泊用インフレータブルマット 8cm
ユリコさん

スキー場で車中泊をした時のレイアウトです。狭い車内でしたが、私なりに工夫してみました。

【ユリコの体験談とマット選びのアドバイス】
 <体験談① スキー場で車中泊>

ユリコさん2

#01で紹介したように、雪が降り積もるスキー場で家族4人で車中泊したことがあります。後ろのシートに厚さ8cmのインフレータブルマットを2枚敷いて父親と両サイドに子どもたちの3人で寝ました。

車中泊時のレイアウトの図解

私は助手席・運転席でマットの空気を少し抜いて、シートの形に調節をして寝ていました。マットの両サイドは、少し降り曲がる感じで、「くの字」のイメージ写真のような形で足を曲げて寝ました。

車中泊時のレイアウトの図解②
助手席で「くの字」で眠る様子のイメージ写真

(ただ・・。一晩中、足をくの字にしていたので、体が痛くなりました(笑)。前の席での就寝は、どこでも寝られる人なら寝れなくはないですが、、、体が痛くなるのであまりおすすめはしません(笑)。)

<体験談② 5cmマットと8cmマットで
 2晩車中泊実験>

お母さんとお子さんの二人で車中泊 をしているところの写真

子どもと二人で車中泊をしたこともあります。
1晩目は5cmマット。2晩目は8cmマットも敷いて2晩、寝てみました。

寝袋は-15℃台の寝袋(2晩とも同じ寝袋を使用)を使用しました。

二人で車中泊をする時のレイアウトの図解

【1晩目】
後部座席を倒して、5cmのインフレータブルマットを2枚敷いて、2人で眠りました。
背中側が寒いし、車の段差で体が痛くなって0時には目が覚めました。
車内温度は7℃で、寒さを感じたのでインナーフリースを寝袋の中に入れて寝ました。

一日目の夜に使った道具のイラスト

寝袋とインナーフリースを使うととても温かかったですが、長時間寝ると5cmマットでは体が痛かったですね。
シートの段差をタオルやブランケットを使って事前に調節しておけばよかったです。

【2晩目】
8cmのインフレータブルマットを2枚敷いて、2人で眠りました。
背中側がちょうどいい寝心地で、寒くも痛くもなく、朝までぐっすり眠ることができました。
やっぱり、8㎝の車中泊マットはすごくいい!!

二日目の夜に使った道具のイラスト

★同じ寝袋で2晩寝てみて感じたこと・・
 おすすめは、8cm以上のインフレータブル車中泊マットです!

ユリコさん2

マットが違うだけで、こんなにも温かさが変わるんだなとびっくりしました。
8cmマットの方が格段に温かく感じましたが、それはマットのウレタンが、温かさを心地よく背中に伝えるのではないかと思いました。
車中泊は寝心地も重要ですので、マットの厚さが寝心地に影響するのだなと、身を持って体験しました。

あと、冷気の侵入を防ぐためにマットのすき間を埋めることも寝心地を左右する大切な要素ですね

マットと車の隙間を荷物で埋めているところの写真

★結論 おすすめのマット

8cm以上のインフレータブルマット!
これがあれば、下からの冷気も防いで温かいし、底付き感もなく快適に眠れます。

どんなにいい車でも、マットがあるのとないのでは、温かさや寝心地が全く違うと思いました。

#03おすすめのあったかアイテムを使った寒さ対策

ユリコさん

冬に車中泊をするときに、今ある寝袋に、身近なものをプラスして温かく眠れればいいなと思い、いろいろ試してみました

【寝袋にプラスして試してみたあったかアイテム】

①貼るカイロ6個(インフレータブルマットに貼って使用)
②貼らないカイロ3個(靴下の中に入れて使用(低温やけど防止)
③湯たんぽペットボトル(人肌くらいに温めたお湯をペットボトルに入れて使用)
④インナーシュラフ

【試した方法と結果】

①貼るカイロ

<方法>インフレータブルマットの半分から下に、貼るカイロを6個貼って、一晩寝てみた。

<結果>寝てすぐは、さほど温かさを感じなかったが、次第にじんわ~りと、寝袋を伝わって温かさがあり、とても心地よかった!

貼るカイロを6つ張ったインフレータブルマットの写真

②貼らないカイロ

<方法>靴下の中に3つの貼らないカイロを入れて一晩寝てみた。

<結果>寝る時すぐに温かくなり、冷えた足の場所に入れると、とても気持ち良い温かさだった。ただ、0時に目が覚めてみると、カイロの温度がかなり上昇していたため、(靴下に入れているとはいえ)直接肌に触れていると、低温やけどをしそうなくらい熱かった。

<考察>靴下一枚だとかなり高温になり、低温やけどの可能性がぬぐい切れないので、2枚か3枚か?しっかりと布を巻いた方がよいかもしれない。 カイロをタオルでくるんで使ったりしてみたが、すぐに出てしまうので、靴下に入れる!という方法は、とてもよかった。

靴下にカイロを入れる
寝袋にカイロ入り靴下を入れる

③湯たんぽペットボトル

<方法>湯たんぽがなかった為、2ℓペットボトルに人肌くらいに温めたお湯を入れて使用した。熱湯はやけどするので、使用しない!

<結果>タオルを巻かなくても、そのままのペットボトルでとても温かかった。寝入りばなの寒い時にはもってこいのお手軽アイテムだと思った。

お湯を入れたペットボトルの写真

④インナーシュラフ

<方法>寒い時のために頭元に置いておいて、温度調節のために使用。

<結果>夜中に寒いなと思ったときにすぐに使えるのでとても便利で温かい。寝袋の中に入れてもいいし、そのまま寝袋の上にかけてもいいし、首元を温めるだけでもいい。

寝袋とインナーシュラフを使って眠っているところの写真

★結論 おすすめあったかアイテム

一晩温かく快適に眠るには、①マットにカイロを貼る方法と、④インナーシュラフを常備しておく方法がBESTだと思った。

寝入りばなを快適にするなら、②靴下カイロ や ③湯たんぽペットボトル も手軽にできていいかなと思う。

しかし②靴下カイロは、低温やけどに注意がいりそうである。

 

 

 

 

 

 

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