寝袋は洗濯してもいいです。
ただし、頻繁に洗濯するものではないことを理解しておいてください。
洗濯機で洗える寝袋であれば自宅の洗濯機やコインランドリーで洗います。もし洗濯機の利用が難しければ、お風呂場などで手洗いすることをおすすめします。
洗剤はダウンであればダウン専用洗剤を、化学繊維綿であれば中性洗剤を使用します。
乾燥機を使用する場合は寝袋が完全に乾く前にストップし、あとは陰干しをするのが望ましいです。
(乾燥機にかけすぎると寝袋の劣化が早まります。)
>>寝袋(シュラフ)をコインランドリーの洗濯機で洗うと!?
>>寝袋の自宅での洗濯方法~手洗いしてみた~
シュラフカバーは必要というわけではありません。
シュラフカバーの役割はシュラフが水に濡れるのを防ぐことです。
テントの中は結露が発生しシュラフに水滴がつくことがあります。
どうしても濡れてしまうのを防ぎたい場合はシュラフカバーの使用をおすすめしますが、
普通にキャンプを楽しむなかでシュラフの性能が低下するほど濡れることは滅多にありません。
濡れたときは軽く拭き取れば大丈夫です。
キャンプに寝袋は必要です。
寒い時期はもちろん、夏でも標高が高いキャンプ場では夜間に冷え込むことがあります。
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寝袋の3シーズンとは春、夏、秋を指しています。
3シーズン対応というような表記があれば夏向けの製品であるといえます。
冬用の寝袋は限界温度が-30℃ぐらいのものが適しています。
限界温度が-30℃ぐらいあると、快適温度が-10℃少々ぐらいになるので冬のキャンプや車中泊で快適に使用できます。
冬用の寝袋の選び方はこちらで詳しく述べています
寝袋は毎回洗う必要はありません。
基本的に酷く汚れた場合に洗います。使用頻度が多い場合は1年に1回程度でもいいかもしれません。
洗う時は以下を参考にしてください!
寝袋は洗うことができます。
ただし、中綿によって洗い方が異なります。
ダウン(羽毛)の場合・・・専用の洗剤を使って手洗い、丸洗いをします。衣類などに比べて寝袋は大きいので、浴槽にお湯(または水)をはり足で踏み洗いします。その後、できるだけ水分をとり陰干しをして乾燥させます。
化繊の場合・・・中性洗剤を使います。基本的には上記のダウンと同じように洗いますが、化繊綿の場合は洗濯機で洗える場合があります。洗濯機で洗う時は裏返し、洗濯ネットに入れて洗いましょう。
自宅で洗濯機で洗う方法はこちら!
コインランドリーで洗う場合はこちら!
寝袋はコインランドリーで洗うことができます。
洗う時のコツは、
1.寝袋は裏返す
2.ファスナー、マジックテープは閉める
3.洗濯ネットに入れて洗う
4.乾燥しすぎない
詳しくはこちらをご覧ください
>>寝袋(シュラフ)をコインランドリーの洗濯機で洗うと!?
マミー型寝袋とは体に沿って上半身から足元に向かって細くなる形をした寝袋のことです。
密着感が高く比較的寒い時期の使用に向いています。
封筒型寝袋とは外観が長方形の寝袋のことをいいます。
胸のあたりから足元に向かって空間が広いのが特徴で、ゆったりとした寝心地を重視する方に適した寝袋です。
比較的あたたかい時期の使用に向いています。冬に使用する場合は広い足元空間が寒くなりがちなので、毛布やブランケット、インナーシュラフを併用するのがおすすめです。
インナーシュラフは必要というわけではありませんが、冬キャンプ、冬に車中泊をするときには用意するのがおすすめです。
インナーシュラフの主な役割は保温力を増やすことです。寝袋だけで十分あたたかいと感じるのなら必要ありません。
しかし、冬に寝袋で寝る時はどの程度寒くなるのか予測しづらいことがあります。
寒い時期は念のために用意しておくといいです。
「シュラフ」と「寝袋」は意味は同じです。シュラフの語源はドイツ語のSchlafsack(シュラフザック)を略したもの。寝袋は日本語です。
種類としてはマミー型と封筒型があります。
マミー型のマミーは英語でmummyと表記し、ミイラを意味します。人の形に沿って形成されて丸みを帯びています。体の密着度が高く隙間が少ない分、封筒型よりも暖かく感じやすいです。
封筒型は幅が均一で長方形に形成されています。寝袋の中にゆとりがあり、布団に近い感覚で寝ることができます。
寝袋の選び方について詳しくはこちらを参考にしてください。
寝袋に入るときの服装は冷え性、寒がりの人であっても普段寝るときのような比較的薄着であるのが好ましいです。上下スウェットや、フリースを着るといいでしょう。防寒着を着て寝ると入ったときは暖かくても寝ていると暑すぎたり、体が動かすことができず疲れが残りやすかったりします。
寝袋の中綿は大きく分けて2種類あります。
1つ目はダウン(羽毛)です。
水鳥の羽毛を中綿として利用します。軽くてあたたかいのが特徴です。
2つ目は化学繊維(化繊)です。
人工的につくった繊維を中綿として利用します。同程度の保温力のダウンに比べると大きくなってしまいますが、
安価で扱いやすいのが特徴です。
災害への備えに寝袋を用意するのはとてもいいことです。避難先ではベッドや布団はなかなかありませんし、避難先の備蓄の毛布が足らないこともあります。
寝袋を選ぶときは避難先や避難手段、季節をある程度想定しておくといいでしょう。
徒歩で移動するときは持ち歩ける大きさで、保温力に不安があればアルミブランケットなどを足す。
車で移動、車内で過ごすときはあまり大きさは関係ないので季節に合わせて保温力がある寝袋を選ぶ。
などです。
寝ているときに布団では寒いと感じる方は、寒さ対策に寝袋を使用するのがおすすめです。
寝袋であれば睡眠中に体を動かしても隙間ができたり布団がずれたりすることがないので寒さを感じ難いのです。
詳しくは以下のコンテンツが参考になります。ぜひご覧ください。
子供の寝冷え対策として、就寝時に寝袋を使用するのがおすすめです。
子供は睡眠中に布団を蹴り飛ばしたりすることがあるので、蹴ってもずれない寝袋が有効です。
寝相が悪い子供には寝袋がおすすめです。
頭部以外は閉じているので、布団がめくれ上がりどこかへ行ってしまうということがありません。
来客用には寝袋を用意するのがおすすめです。
その中でも特に「おうちぶくろん」がいいでしょう。
布団のような寝心地で、寝袋のようにコンパクトに収納することができます。
普段使用しないときは収納すると邪魔にならないのでおすすめです。
一人暮らしの家族や友人の部屋に短期間滞在するときなどによく使用されています。
帰省時は「ねぶくろん」を使うのがおすすめです。
布団と寝袋のいいところをあわせた寝具で、布団のように寝心地がよく寝袋のように収納し持ち運ぶことができます。
寝袋を使用しているとき足元が寒く感じることがあります。
夜から明け方に冷え込む季節は、あらかじめ厚い靴下を穿いたり、湯たんぽを用意したりしましょう。
足元だけ寒い場合は、インナーシュラフやブランケットのような布類を入れるのも有効です。
場所によっては夜間、早朝に冷え込むことがあるかもしれませんが、やはり夏は暑く寝袋を使わない人もいます。しかし、寝袋は敷布団のように使ったり、腹部だけ掛けたりすることができるので、準備しておくのもよいでしょう。
小さい子供の場合、大人用だと大きいので寒いかもしれません。
おおよそ子供の身長が150cm以上の場合は、大人用の寝袋でいいと思います。
寝袋の汚れは外で寝袋を振り落とし、くっついている汚れはブラシで落とします。
洗濯表示をチェックし水洗い対応であればお風呂場などで手洗いをすることも可能です。(洗濯機やコインランドリーで洗う場合は洗濯ネットを使用しましょう。)
ただし、寝袋の洗濯を繰り返すと生地や中綿を痛め製品の劣化を早める原因となりますので、部分洗いにとどめておくことをおすすめします。
汚れを落とした後はジッパーを開け裏返し、風通しのいいところで陰干しをします。
寝袋は使用する環境や、体の大きさによっても感じ方が異なります。以下の2点を軸に選ぶとよいでしょう。
1.寝袋の形(マミー型or封筒型)
マミー型・・・寝姿がミイラに似ていることからマミー(ミイラの英語訳)と呼ばれる。体のラインに沿ってつくられているので、体との密着度が高く保温性が高い。
封筒型・・・長方形のため手足の自由度が高く窮屈感が少ない。ジッパーを全開にすれば掛布団のように使うことができる。
2.対応温度
使用する場所の予想気温を確認し、保温能力に5~10℃ぐらい余裕を持たせることをおすすめします。
真夏のキャンプ場で使うのであれば薄手の寝袋で十分です。しかし、春(GW)・秋・冬にもキャンプをするとなると、だいたい0℃ぐらいに対応した4シーズン対応寝袋用意した方がよいと思います。
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