「田中一馬さん」にジムニーで春の車中泊をした様子を聞いてみました。2025年3月末頃、訪れたのは伊豆半島。海が近い伊豆半島で、食事や温泉、ドライブなどの観光を楽しみながらRVパークで一泊したリアルな感想をレポートします。実際の道中の様子と食事の調達、春の車内の寝心地など、春に車中泊を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
ジムニーで春の車中泊をしてみた
春にジムニーで車中泊をしたいんですが、過ごしやすさを知りたいです!
そういうことなら、田中一馬さんが伊豆半島で車中泊をしてきたみたいだからその様子を聞いてみよう!

田中一馬 さん
キャンプ歴6年、ソロキャンプを中心に行っているアウトドア系ライターです。バックパックキャンプを行うため軽量コンパクトなギアを好んで使用。料理好きなためクッカーにこだわりがあります。
伊豆半島車中泊スタート
本格的なキャンプシーズンが始まる春(2025年3月末頃)に伊豆半島へ車中泊の旅に行ってきました。今回はBearsRockの-34℃マミー型寝袋を用意して車中泊を行う予定です。当日は日中20℃を超える初夏の陽気でしたが、快適に眠ることができました。
不調を抱えていた愛車ジムニーの修理が一通り終わったので、長距離ドライブと車中泊を行うために伊豆半島にやってきました。伊豆半島なら都内から近く、1泊すれば無理なく周れると考えたためです。ドライブスポットを巡ることや適当なパーキングで車中泊をする以外はほぼノープランなので、行ってから決める予定です。まずは高速道路から箱根を通過して、伊豆スカイラインにやってきました。
東伊豆の海岸線に到着。この辺りには小さな温泉地が点在しており、細かくチェックしたかったのですが時間の都合や宿泊地を決めていないので、南伊豆の方まで通過するのみとなりました。
ビーチが美しい白浜海岸までやってきました。3月下旬でしたが半袖で快適に過ごせる気候で、非常に気持ちが良かったです。真っ青な海を見ると旅行気分が高まります。ただ泊まれるようなパーキングがなかなか見当たらず、宿泊地が全然決まらないのが気がかりです。観光地なので宿泊施設に泊まるのがベターですが、どうにか車中泊をしてみたいところです。
結局、宿泊地が決まらないまま伊豆半島最南端の石廊崎まで来てしまいました。石廊崎付近の漁港の雰囲気が落ち着いていて、これまでの観光地とは少し違った印象でした。半島を一周するうえで中間地点となるこの辺りで泊まりたいところです。
石廊崎付近を走行していると海沿いのRVパークを発見!車中泊できそうなパーキングが見つからず空きがあるようなのでこちらに宿泊することにしました。まずは買い出しに向かいます。
※RVパークとは……有料車中泊施設。全国にあり、施設によって設備が異なります。
漁協の直売所で干物を買い、道の駅で果物やレトルト食品といった追加の食材を購入。この道の駅でも宿泊できそうでしたが、焚火はできないのでRVパークで車中泊をすることにしました。基本的にRVパークは焚火禁止のところが多いようですが、予約した場所はSNSで焚火を行っている投稿があり、問題なくできそうです。
石廊崎で車中泊
図らずも海が目の前の絶景車中泊となり、テンションが上がります!
とりあえず寝床をセッティング。今回ノープラン旅を決行できた理由は、ジムニーで移動してどこでも簡単に泊まれるためです。この身軽さが車中泊の利点で、設営も5分くらいで完了できました。
海沿いで風が強いため焚火は難しい環境ですが、今回はどうしても干物が食べたいので何とか焚火調理を成功させます。
近くの直売所で買ったムロアジの干物を焼きます。やはり風が強く、ウッドストーブを持ってきていなければ焚火自体できませんでした。ウッドストーブは縦型の構造で一般的な焚火台より薪の火が横風に煽られにくいため、海風を想定して選びました。熱が上部に抜けるため加熱調理がしやすいのも利点となっています。
ただ海のようななぜが強い場所だと網の上の温度が下がったり食材が乾いたりしてしまうので、干物を焼くには適していません。実際に薪がすぐに燃え尽きて熾火をつくれなかったり、火が強くなったりと難しい状況でしたが、なんとか焼くことができました。
ムロアジは身が締まっていて塩気が強く、噛めば噛むほどうまみが広がります。疲れた体に染みわたりました。他の干物も買っていたのですが、薪が足りず断念。
今回、海沿いで干物を焼いてみましたが、薪より炭、できれば七輪のほうが適していると感じました。七輪でも風の影響があると思いますが、火床から食材までの距離が近いため、効率よく加熱ができると思います。今回のようなシチュエーションでキャンプや車中泊を行うなら、これからは炭を使える装備を持っていこうと思います。
食後は寝床の上で一杯やりながら海を眺めていました。Bears Rockの冬用寝袋は厚みがあり、どうしても避けられない車内の凹凸を緩和してくれます。収納サイズが大きめで初夏の気候であるにも関わらず、冬用のこの寝袋を選んだのは「車中泊の寝心地の悪さを改善してくれる」ためです。しかし保温性が高すぎるのは少し心配です。
懸念していた保温性が高すぎるという点も、足元のジッパーを開けることで適温となりぐっすり眠ることができました。今まで使用していなかった機能がこのような時に役立つとは、現場で使ってみないとわからないものですね。
二日目は野天温泉へ
無事、朝を迎えることができたので、道の駅で買ったレトルトのカレーうどんで朝食です。面倒なことをしたくないキャンプの朝にレトルト食品は役立ちます。
焚き火台や汚れたクッカーはジッパー付きの袋に入れておけば、気兼ねなくボックスにしまうことができます。またゴミが持ち帰りになるキャンプ場もあるので、生ごみを密閉しておくためにもいつもたくさん持っていくようにしています。
※クッカーは……アウトドアシーンで使う調理器具のこと。一般的に鍋やフライパン、食器などがセットになっています。
片付けをして早速旅に出発です。最南端から北上し温泉地を目指します。
過酷な峠道を越えてたどり着いたのは、川沿いにある野天温泉です。源泉が湯船から湧き出ており、源泉かけ流しの温泉となっています。林の斜面の下に湯船があるワイルドなつくりで、熱めのお湯が心地よく、とてもさっぱりすることができました。
西伊豆の景勝地を巡る遊覧船に乗りたかったのですが、強風の影響か高波で欠航となっていました。ノープラン旅なので、こういったうまくいかないこともたくさんありました。
再び海岸線を走り、西伊豆の漁港や黄金崎といったスポットを巡ります。伊豆半島を巡っていて感じたのは、観光スポットがそれぞれ近い距離に存在しているため、コンパクトに周れるということです。今回のように短期間で旅をするにはうってつけの場所ではないでしょうか。そろそろ旅も大詰めです。
まとめ
伊豆半島の締めくくりに、ドライブスポットとして有名な西伊豆スカイラインをドライブして今回の旅は終了です。車中泊ができる環境のおかげで気ままな旅をすることができました。また、知らない場所に愛車と一緒に出かけたいと思います。
春の車中泊は雪の心配もなく、観光も合わせて楽しめそうですね!
そうじゃね。RVパークや買い出しできるお店など、周辺環境も合わせて楽しめるね。田中一馬さんどうもありがとうございました!















