雪中キャンプの必需品についてまとめました。雪中キャンプは雪がある分余計に寒さを感じやすい為、念入りな準備が必要になってきます。今回はうでつさんが長野県へ雪中キャンプに行ったときの必需品を聞いてみました。他にも雪中キャンプの設営のコツや夜の過ごし方などもお伝えします。雪中キャンプをしてみたいと思っている方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
封筒型寝袋-30℃はBears Rockから提供しています。
もくじ
雪中キャンプに行きたい!
雪中キャンプに行きたいんですけど、必需品を教えてください!
雪があることによって寒さがより厳しいから、念入りに確認しておいた方がいいよ!ワシの知り合いのうでつさんに聞いてみよう!

うでつ和仁さん
1973年富山県黒部市生まれ
横浜市在住
1996年よりゲームメーカーで、ゲーム開発、宣伝、営業、ゲームプロデュース、ライセンス営業、ライブ・イベント、グッズの企画・制作と、ゲームを切り口に様々な「遊び」を仕事にしています。キャンプ歴13年。
「日によっては-20℃くらいになりますよ!うでつさんも是非一度お越しください!」
「マジですか!行きます!行きます!」
と雪中キャンプを経験したのは、2023年の2月。
去年2024年の冬は予定が合わず断念。今年は絶対に行くぞと思ってた日が。
そうです、冬の菅平(長野県上田市)での雪中キャンプの時期がやってきたんです。
場所は菅平高原ファミリーオートキャンプ場。http://sugadaira.camp
キャンプ仲間のAさんが毎年雪中キャンプを企画してくれています。ありがたや。
そんな訳で、2025年2月10日(月)朝イチで家を出て、高速道路で数時間。長野に入ると、からっとした空気と青空。関東とはちょっと違う景色が広がります。もう気持ち良い!超気持ち良い!
そして上田市に入ったところでコンビニ。少し買い出しです。
車から出ると、
「ひー!めっちゃ寒い!」
遠くの山にも雪は見えないんですが、もう寒い!全然寒い!(日本語が変になるくらいにテンション高く、寒い!)
さてさて、キャンプ場はどんな感じかなーとわくわくしながら、車でどんどん進みます。
「雪!」
期待以上の積雪です。
14時着で気温は1℃。実はそこまでの寒さではないんですね。
「ひゃー!寒い!」
雪の上で、テンションあがってるせいで心地よい寒さです。
さて、まずはテントの設営です。
この日は、やや曇り。雪が降ってないので、実にテントが張りやすい!
しかもこの日の朝に帰られた方の場所が空いています。何が良いって、雪かきや踏み固めを端折れると言う。
※今回の企画は2月8日−11日の最大3泊4日。1泊でも2泊でも3泊でもと各自のペースで参加しています。
隣のテントの方に聞くと、前日は吹雪の中、雪かきをしての設営だったそうで、
「俺は何てところにきてしまったんだ……。」
と死ぬほどうろたえながらテントを張っていたそうです。
ただ、めちゃくちゃ楽しい!とも。ご家族のワイワイする声がテントから溢れてました。
雪中キャンプの魔法なのかもしれませんね。
雪中キャンプの設営
そんな訳で設営です。
1 設営場所を作る(雪かき、圧雪など)
2 テントを張る
3 室内に必要なものを設置する
こう書くと実に簡単な手順ですね。ですが、天候次第では、先の例の通り、大変な作業になるので
事前に天気予報など見つつ、行動します。
手がかじかむので、手袋は忘れずに。スカート付きのテントの場合、スカートに少し雪を載せて重しにすると良いです。
スカートを全部雪で埋めてしまうのも良いんですが、テント内で暖房を使うので、空気の通り道は確保しつつで。
あとは、フレームを繋ぐときに、フレーム内の穴に雪が入らないようにします。これ、過ごしている間に溶けて、
朝は凍っちゃうんですよね。撤収時に体温で溶かす作業が出るんで、なるべく注意で!
そんなこんなで約30分で、設営完了。
テント内はこんな感じです。
雪の上!子どもの頃にかまくらを作って、友達と遊んでいたのを思い出します。
※近所の肉屋で買ってきた温かいコロッケ美味しかったなあ。
そんな記憶も思い出しつつ。
焚き火!
やはりキャンプと言えば焚き火ですねー。
ひんやりとした空気、雪の上。昼ごはんはチャーシュー丼。
焼酎のうすーいお湯割と一緒に。最高です。
「こたつでアイスを食べる」の逆を想像すると少しこの感覚がわかるかもしれませんね。
太陽が出てきました。この景色。空気とともに味わいます。
17時30分。寒くなってきたので、テントに入ります。外は-8℃。
ストーブ点火!この日は調子が悪く、白い煙がモクモクと……。
残りの灯油を使ったのが良くなかったのかもしれません。みなさんもお気をつけて。
さて、ここで何を持っていけば良いのかざっとまとめます。
雪中キャンプの必需品
1 テント
スカート付きなど、冬用がベターです。
2 寝袋
快適温度が-10℃以下の冬用のものを用意しましょう。
今回はBears Rockの「封筒型寝袋-30℃」を持参しました。
3 コットまたは銀マット&エアマット
銀マット2重でもいけます。ただ、ズルズルと滑るのでそこは注意。
とにかく雪と寝る時の体との間を作ります。
コットの上にエアマットと寝袋が今のお気に入り!
ちなみに下は2年前の写真。(2023年2月下旬)
銀マットの上に、エアマットを重ねています。
寝袋は、-20℃までのものなのですが、念の為毛布をかけて寝てました。
また私の友人達は、雪中で、ハンモックとタープで過ごしています。流石にこれは超上級者と言いますか……。
参考)長野県公式観光サイトの体験記事。https://www.go-nagano.net/nature-and-outdoors/id19925
4 暖房器具 灯油ストーブ、薪ストーブなど
電源があれば、石油ファンヒーターも楽で良いです。
マッチ。低温でガスの火がつきにくい時はこれ。一酸化炭素チェッカーも忘れずに。
※全て持って行ったわけではありません。設備や場所によって使い分けしています。
5 服装
ヒートテックなど保温力の高い下着。上下あると良いです。
重ね着用の服各種。
私はアウターの上に、焚き火用の服を羽織っています。
マフラーなど首を寒さから防ぐもの。
帽子。雪の中で活動するので。
手袋。
スノーブーツ。温かい靴下。(濡れても良いように何足か持っていきます。)
6 スコップ
雪かきで使います。キャンプ場で借りれれば不要
7 食料など
キャンプ場に給湯器があれば洗い物が普通にできるので、ごく普通のキャンプと同様で。
そうでない場合は、食器など洗い物がないように準備していく。
カップラーメン、インスタントコーヒーなどでも十分に美味しい体験になります。
8 ポータブル電源
ひとつ持っておくと良いです。
電気毛布とセットで持っていっても良いと思います。
夜の過ごし方
と言う訳で夜です。
ランタンで光るテントと日が暮れかけの空。
冷やしたいものは、床に置いておけばOK!良い感じに冷えます。
凍っちゃわないように注意です。
今回お世話になったキャンプ場、菅平高原ファミリーオートキャンプ場には、
大きなお風呂があるんで、ポカポカ!
温まったあとの夕飯は、中華料理。美味しい!
※この雪中キャンプは、管理棟で、プロのシェフが夕飯と朝食(有料)を提供してくれると言う豪華なオプション付き。
毎日違うメニュー。夜はこれまたカクテル(有料)なども。
夕食を済ませたら、テントに戻ります。夜の風景。もうずっと見ていられます。
ただ、寒いんで、ずっとは無理ですけど。
19時20分で、-9℃。
ストーブの調子がイマイチなので武井ストーブを投入。
テント内で暖をとりながら(12℃くらい)、ランタンの音とラジオを聴いて過ごします。
この後以降、温度の記録がないのですが、外は-10℃前後だったんじゃないかなと。ずっと曇ってたんで、放射冷却はないかなーと思います。
そんな訳で、上はヒートテック1枚&ジャージのズボンで寝袋に。この寝袋はほんと温かくて、こんな気温ではびくともしません。作りもゆったりしてるので寝返りも自在。
頭、首は特になにもケアせずに寝袋に入って寝てました。身長168cmですっぽり入って寝られます。
ふかふかに包まれて朝までぐっすりなのでした。この冬のレギュラー寝袋として大活躍してくれています。
価格も手頃なのが素敵。羽毛の良いものは価格が何倍もするので。
7時起床。-4℃。
そこまで気温は下がらなかったです。
前々日は快晴だったため、放射冷却で-20℃だったそうです。体験したかったー。
まずは武井バーナーをつけてテント内を温めて、床に置きっぱなしだったしゃりしゃり感満載のポカリスエットを飲みます。
美味しい!
外に出てなんか暗いなあと思ったら、積もってました。
朝ごはんは管理棟でシェフのカレーライス!沁みますねー。
そんなわけでぼちぼち撤収です。
案の定、フレームが何箇所か凍ってました。今回は素直に管理棟のストーブで熱して外しました。
前回は、ほぼ全部凍ってて、手で溶かした結果、手がしばらく使い物にならなくなったもんで。
雪が降る中ワシワシと車に積み込んでいきます。
テントは濡れていると言うか、雪だらけなので、大きなビニール袋に突っ込んで、と。
そして、家に帰ります。
自宅がある横浜は快晴。
すぐにテントを広げて乾燥&撤収!その日にテントを片付けられるのは気持ちいいですね。
まとめ
と言う訳で最後にいくつか。
雪中キャンプの必需品と言うかコツのひとつ。
それは経験者と一緒に行くことです。
天候、気温など、予想もつかない環境でのキャンプとなりますので、未経験者だけで行く、
ソロでいくなどは避ける!どんな事故が起こるかわかりません。
何事もそうですが、良く知ってる方に頼るのが何よりだと思います。
「雪中キャンプにも、先達はあらまほしき事なり」
仁和寺の僧侶か!
もうひとつ!帰宅したら洗車です。
下回りもしっかりと洗いましょう。雪に含まれる塵や凍結防止剤まみれになってますよー。
それでは、冬キャンプも楽しまれてる方、是非一度雪中キャンプも楽しんでみてくださいませ。 菅平はウィンタースポーツの名所のひとつですよね。昼間はスキーやスノーボードを楽しんで、 夜はテントで過ごすと言うのも良いかもしれませんよ。
それでは安全第一で!
1 テント(スカート付き)
2 寝袋(快適温度-10℃以下)
3 コットまたは銀マット&エアマット
4 暖房器具(石油ストーブや薪ストーブなど)
5 服装(重ね着で工夫)
6 スコップ
7 食料など
8 ポータブル電源(持っていくなら電気毛布とセットで)
テントや寝袋以外で何を持っていけばいいかとても参考になりました!
そうじゃね!暖かく過ごすには服装や暖房アイテムも重要じゃね!
うでつさん、どうもありがとうございました!















