Bears Rock

広島生まれのアウトドアメーカー

ローソンのRVパークで車中泊してみた~予約の取り方や夏の車中泊を快適に過ごすには~

0

ローソンのRVパークで車中泊する為の予約の取り方や過ごし方など解説します。2025年7月14日より一部のローソン駐車場内がRVパークとして利用できるようになりました。今回は房総にお住まいの「あやの」さんに実際にローソンのRVパークで夏の車中泊をしてもらいました。予約の取り方から実際に車中泊している様子、夏に快適に過ごす為の工夫なども聞いてみたので、是非参考にしてみてくださいね。

車中泊マットはBears Rockから 提供しています。

#01ローソンで車中泊してみたい!

ハルちゃん

ローソンで車中泊してみたいんですけど、ゴリラ部長利用したことありますか?

ゴリラ部長

ワシはないけど、知り合いのあやのさんが行ったらしいから一緒に話を聞いてみよう!

[執筆者情報]

あやのさん プロフィール写真

あやのさん
房総で猫と子供と暮らすママライターです。
アウトドアが大好きで、子連れキャンプデビューに向けて情報収集中。
これからも子供と一緒に自然の中でたくさん思い出を作っていきたいです。

旅行の高いハードルの1つである「宿問題」。物価高騰の影響もあり宿泊施設は軒並み値上げが続いています。そこで最近話題になっているのが「車中泊」です。

普段使っている自家用車を宿として使える手軽さと、利用料の安さが魅力ですよね。

今回は、南房総で6歳の息子と暮らす私が実際に夏の車中泊を体験した際の様子をお伝えします。

#02車中泊施設(RVパーク)選びと予約

今回私が車中泊で利用したのが「RVパーク」です。

車中泊施設の多くは、郊外の広々とした土地に車中泊用の敷地があり利用するタイプが多いですが、RVパークの新サービスとして大手コンビニチェーンの「ローソン」でRVパークが利用できるようになりました。

私自身、子供を連れての車中泊ということもあり、24時間営業のコンビニが敷地内にある安心感から「ローソンRVパーク」を利用することに決めました。

予約は事前にRVパークのホームページから可能です。ホームページ上の案内に従って予約を進めると5分程度で簡単に予約ができました。

場所を検索後、予約日を選んで、駐車する車の種類を選択して予約に進みます。

パークの場所や区画の案内が詳しく掲載されているので非常に分かりやすかったです。

私の自家用車スズキのハスラーのため、「普通乗用車」で予約しました。

9月半ばの土曜からチェックインでしたが「ローソンRVパーク富浦店」は、18:00チェックイン、9:00チェックアウトで2,500円と破格です。週末の利用だったのでもし、素泊まりの宿を予約したら10,000円前後にはなってしまうでしょう…。

宿代を節約できることで、観光のアクティビティや食事、お土産などに予算を回せるので新たな旅行プランが立てられそうです。

#03到着後の様子

到着後すぐに宿泊準備可能!電源ありで快適なステイが可能に。

宿泊当日はチェックイン時間の5分程前に到着しましたが、すでに車中泊スペースが準備されていました。店舗のすぐ隣の駐車スペースを利用できます。車中泊スペースと分かる目印の看板と旗があり非常にわかりやすく、迷うことなく駐車できました。

店舗での受付等は不要で、チェックイン後すぐに利用できる手軽さも初心者にはありがたいポイントです。

ローソンRVパーク富浦は「富浦IC」を降りてすぐの場所にあり、長距離運転でつかれた利用者に優しい立地。道路沿いで進入もしやすく、入り口も広いので大型車やキャンピングカー利用の方もストレスなく入庫できると思います。

スペース脇には電源も準備されていて、自分で持ち込めば車内での照明機器やクーラーも使用可能でした。

「ローソンRVパーク富浦」は店舗脇に2組分の車中泊スペースがありました。1組に対して2台分の駐車スペースがあるので、隣の車とは十分に距離があり、気になることはありませんでした。

電源は延長コードで用意されているので、車や使用したい機器の設置位置に合わせて調整可能です。

車内でコンビニごはん!秘密基地気分を満喫

お腹がすいていた私と息子は早速ローソンで買い出しをしました。普段コンビニで買い物することが少ないので、その特別感に息子はおおはしゃぎ。

ごはんや飲み物、お菓子もたくさん買い込みました。

食品はもちろんですが、洗面用品や生活用品、ちょっとした子供のおもちゃ等も売っているので、持ち物が多くなりがちな子連れ旅行でうっかり忘れ物をしても安心です。

実際に購入したコンビニご飯を車内で食べてみると、

完全なプライベート空間で周囲に気を遣うことなく気ままにすごせました。

もちろん宿よりは省スペースになりますが、そこが子供のワクワクポイントになった様です。「秘密基地みたいだね!」と終始楽しそうに食事をしてくれました

24時間営業なので深夜や早朝に急に必要なものがあってもすぐに買いに行けるのはコンビニRVパークならではの利点でした。

トイレも24時間利用可能なので、明るい施設の中でトイレを使えるのも安心感があります。

#04車中泊を快適に過ごすコツ

①夏の車中泊にクーラーは必須

今回私が宿泊したのは9月半ばでしたが、残暑が厳しく日中は30度超えの真夏日が続いていました。車中泊した日は曇り空で、比較的すごしやすい日でしたが、通常の夏の車中泊では車内用のクーラーは必須になるでしょう。

宿泊した日の18:00頃外気温は30度、車内は28度で大差ありませんでした。窓を少し開けていればクーラーなしですごすことができましたが、これ以上気温が高いと寝苦しくなりそうです。

18:00頃車内温度

我が家は車内クーラーを持っていなかったため、アイス枕やハンディ扇風機や冷感タオルケット等ですごしましたがあと1、2度気温が高ければ厳しかったと思います。

RVパークには専用の電源も用意されているので、夏に車中泊をする際は熱中症対策のためにも車内用クーラーの持参をおすすめします。

②プライバシー確保のための対策で安心のリラックス空間に

車内で過ごす上で重要だと感じたのは、「プライバシーの確保」でした。

24時間営業のコンビニの敷地内ということもあり、常に人の往来があります。

車内で安心してリラックスするためにはプライバシーの確保のための対策が必須です。

私は今回、車の窓用の目隠しシートを事前に購入して対策しました。車種ごとにピッタリのサイズの商品もありますが全車種対応の商品も数多くあります。

車専用のものでなくても、タオル等自宅にあるものを活用して窓に目隠しをするといいでしょう。少しの工夫で安心できるプライベート空間を作り出せます。

③快適に眠るために、車中泊マットにはこだわりを!

ローソンRVパーク富浦は、IC近くの道路沿いにあるため、日中は交通量が多い場所ですが20時以降は車通りも減り、気になるような騒音は感じませんでした。

夕方は駐車場から綺麗な夕焼けを見ることもできました。宿泊場所から房総の綺麗な景色を見られるのも魅力的です。

夕食後の空いた時間で、子供と一緒に周辺を散歩しました。夕方であればある程度明るさもあり、脇道に入れば車通りも少ないので安心して散歩を楽しめました。

宿泊施設でのステイは、夕食時間やフロントの対応時間を気にしながら鍵を預けて、外出することが多かったので、自分のタイミングでふらっと外に出て好きな時間に戻ってこられる自由さを満喫しました。

道路の向かい側は小高い崖になっていて木々が生い茂っているため、鈴虫の鳴き声や木々の揺れる音を聞きながら気持ちよく寝ることができました。

深夜から早朝にかけては車通りは減りますが、高速道路近くなのでキャンプ場のように無音にはなりません。音が気になる方は耳栓など持参して備えるとより安心だと思います。

そして、車中泊で良質な睡眠をとるために一番大切なのが車中泊用マット。
今回、私が使用したのは「Bears Rockの車中泊マット」です。
初めて車中泊マットを使用しましたが、収納袋から出して空気を入れるマット端にある空気栓を開けるだけで簡単に膨らんでふかふかのマットレスになりました。
一瞬で膨らむ様子をみて子供も目をキラキラとさせて見てくれました。
このような小さな非日常体験も車中泊の魅力だと思います。

マットレスはしっかり厚みがあり、肩や腰を支えてくれたので翌朝も体が痛くなることはありませんでした。子供が車内でゴロゴロしたり動き回ってふざけてもへたることもなく頑丈です。

私の自家用車はスズキのハスラーで、フルフラットにはならないタイプですが、厚みがありながらも多少の段差にはフィットするので多くの車種に対応できると思います。

空気を抜いて筒状に巻くとコンパクトに収納ができ、軽自動車でも持ち運びに困りませんでした。マットの表面は水に強く、水分をこぼしてもさっとふき取りが可能で、車内での飲食にもぴったり。

車中泊は当然車内で過ごす時間が長くなるので、車中泊マットは厚みがあり、耐久性のあるものをおすすめします。

#05まとめ

初心者も挑戦しやすい、アウトドアの第一歩「車中泊」。
低価格で気軽に利用できるコンビニRVパークはマイペースに楽しみたい「一人旅」や「子連れ旅」にぴったりです。

子供にとっても貴重な経験のできる時間になりました。車内での秘密基地的な特別感や、一緒にマットを膨らませたり、寝床を準備したり、車中泊では子供でもできる設営がたくさんあるので、本格的なキャンプの前の練習にもピッタリでした。

子供自身も「自分でベットを作った!」「お布団の準備ができた!」と自慢げに話をしてくれました。

野外キャンプでのテントの設営等は子供に任せるのはなかなか難しいですが、車中泊の設営は「やってごらん」と親も安心して言えるので、子供の自信や成長につながると思います。

事前の準備は必要ですが、「車内用クーラー」、「車窓用の目隠し」「車中泊マット」などは、何度も使いまわせるアイテムなので、高価格なお宿に泊まるより何倍もお得に旅を楽しめます。
今回は、車中泊体験は限られた車内というスペースだからこそ生まれる特別感と、コンビニ併設という便利さが融合されたいいとこどりのお泊り体験になりました。

夏の車中泊だったので暑さ対策に重点を置きましたが、各季節ごとに自分の工夫で楽しく過ごせるオリジナル宿を作ることができそうでワクワクしています。
これからも自由に楽しめる車中泊に挑戦しながら、楽しいアウトドア体験を増やしていきたいです。

アウトドアやキャンプに挑戦したい方はぜひ、コンビニRVパークでの車中泊を試してみてくださいね。

<ローソンのRVパークで車中泊する際のポイント>

①webで事前予約を忘れずにしよう

②車内用クーラーや目隠し、マットなどで快適さをアップしよう

③施設ごとで設備は異なるので事前に調べておこう

ハルちゃん

予約の取り方や、どんな感じで過ごしたか実際の写真もあってすごく分かりやすかったです!快適な車中泊のコツも参考になりました

ゴリラ部長

そうじゃね!息子さんとの様子にもほっこりしたね~!あやのさん、どうもありがとうございました!!

登場したおすすめの車中泊マットはこちら

Bears Rock マット8cm MT-108F

商品リンク_マット8cm MT-108F
0