夏のキャンプに寝袋は本当にいらないのか?という疑問に答えながら、寝袋なしでも快適に過ごすためのポイントをご紹介します。夏のキャンプは荷物をなるべく少なくしたいもの。「この時期なら寝袋いらないんじゃない?」と考える人も多いのではないでしょうか。確かに、暑い季節のキャンプでは寝袋を使わずに済ませることも可能ですが、油断すると夜の冷え込みや寝苦しさで快眠できないことも。初心者の方や寝袋を持っていくか悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。

もくじ
夏キャンプに寝袋はいらない?~判断ポイントとは~

今度夏キャンプに行こうと思うんですけど、寝袋を持っていくか悩んでいます。山だと夜寒くなるのかな?寝苦しいのも嫌だし…どうしよう。

寝袋を持っていくかで悩んでいる人は多いよね。キャンプする場所によって違ってくるから参考にしてみて。
・気温や標高、場所による違い
寝袋がいらないかどうかを判断するには、気温やキャンプ地の環境をよく確認することが大切です。真夏でも、標高が高い場所や風通しのよい川沿いなどでは、夜間に冷え込むことがあります。日中は猛暑でも、朝晩は想像以上に肌寒く感じることも少なくありません。
また、海では海風があるためそこまで気温が下がらないことが多く気温の変化はあまりありません。
一般的に、標高が1,000m上がると、気温も約6℃下がると言われています。

【山や川など気温の変化があるキャンプ場へ行く場合】
基本的には、寝袋は持って行った方が安心です。
朝晩の冷え込みにより気温差を感じることがあります。
封筒型の寝袋を持っていると、就寝前はフルオープンにして敷布団として使用することができます。寝入りはタオルケットを使用し、朝ひんやり感じてきた時に敷布団として使用していた寝袋を掛け布団として使用することができるため気温差に臨機応変に対応することができます。

【海など気温の変化があまりないキャンプ場へ行く場合】
朝晩の冷え込みはあまり感じられないため、基本的には一日中あまり気温の変化を感じることがありません。
そのため、寝袋を持っていく必要はなく、家にあるタオルケットや薄手のタオルなどを掛け布団として使用することで快適に過ごせると思います。

肌寒い時期には、インナーフリースを持っていく人も多いんじゃけど、インナーフリースには、夏用もあるからちょっと冷える夜にはちょうどいいかも。
寝袋を持っていかない時の代用品
暑がりの人や汗っかきのお子さんなど寝袋を使わずに夏キャンプを快適に過ごしたい人は、家で使っているタオルケットや薄手のタオル、夏用のインナーフリースを持っていくのをおすすめします。

【夏用のインナーフリースとは】
- 吸湿速乾性が高い
汗をかいてもすぐに吸収し、乾きやすいため、蒸れにくく快適です。 - 軽くてかさばらない
コンパクトに収納でき、持ち運びもラクなのでキャンプにおすすめ。 - 肌触りがよく、タオルケット代わりにも
柔らかい生地で肌に直接触れても心地よく、寝袋の中に敷いたり、かけ布団代わりにも使えます。 - 洗濯がしやすい
すぐ乾く素材なので、アウトドアで使ったあとに自宅で気軽に洗えて清潔を保てます。


自宅のタオルケットを外へ持ち出すことに抵抗がある方や、寝汗が気になるけど快適に眠りたいという方には、夏用のインナーフリースがおすすめじゃ。
快眠のための環境づくりの3つコツ

①昼間の直射日光でテント内が熱くならないよう、木陰やタープで日差しをカットしましょう。テントの向きも、朝日は避けるように調整すると尚よし!
テントは風の通り道(谷間や林のすき間など)に設営することで、夜間も空気が循環し、熱気がこもりません。

②自宅にあるタオルケットをキャンプへ持ち出すことに抵抗がある方は、吸湿速乾性のある夏用インナーフリースを使えば、寝汗をかいてもさらっと快適。タオルケット代わりとしてもおすすめです。

③充電式の扇風機や、凍らせたペットボトル・冷却ジェルマットを使うことで、テント内を快適に保てます。電源サイトなら家庭用の扇風機を使っても◎!
まとめ
夏キャンプで快適に眠るためには、キャンプ場の立地やテントの風通し、寝具の選び方や冷却アイテムの活用など、ちょっとした工夫がとても大切です。
標高の高い場所を選んだり、風の通り道にテントを張るだけでも、暑さによる寝苦しさはぐっと軽減されます。また、寝袋やインナーフリースなどの寝具を工夫することで、汗をかいても快適に過ごせます。
暑さを味方につけた環境づくりで、夏の夜もぐっすり。朝まで気持ちよく眠れるキャンプを、ぜひ楽しんでください。
オールシーズン使える!冬の防災にも活躍します!

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タオルケットのように使える寝袋式インナーシュラフ。ポリエステルでアウトドア使用でも。
