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冬のソロテントの選び方を失敗しない為におさえておくべきポイントとは?

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冬のソロテントの選び方について解説します。冬のキャンプといえばとにかく寒いです。服装や寝袋、石油ストーブや電気毛布など自分に合ったものを揃えるのは当然ですが、テント選びも夜あたたかく過ごすにはかなり重要になってきます。どんな特徴のテントが冬のソロキャンプに向いているか詳しく解説しますので、是非参考にしてみてくださいね。

#01スカート付きソロテントを選ぼう

ハルちゃん

冬のソロキャンプに使うテントって夏用でもいいんですか?

ゴリラ部長

え!冬キャンプなめちゃダメよ!ワシが冬のソロキャンプ用についてレクチャーしよう

冬はなんといっても気温が低下するので、テントに寒さ対策をする必要があります。テント内にマットを敷いたりストーブを用意したりする手段がありますが、それと同時に外から冷気が吹き込まないようにすることも大切です。

その方法として、フライシートにスカートが付いたテントを選ぶようにしましょう。

●スカート付きテントの効能

スカートなし スカートあり

スカートがあることで隙間がなくなるので、テント内への冷気の侵入をえらすことができます。

●スカートの使い方

ゴリラ部長

スカート付きテントはこんな風にして使うんよ

ペグでスカートを固定する↓

ペグで固定したスカート

雪が積もっているときはスカートに雪を乗せる↓

スカートに雪を乗せる

ハルちゃん

なるほど~雪の重さでさらに外からの冷気を防げますね!

●スカート付きテントを使うときの注意点

・換気はしっかりとしよう!

スカートを下ろすとテント内外の空気の出入りが減ります。とくにストーブやバーナーなどを使う場合は、一酸化炭素チェッカーを利用して注意を払いましょう。

一酸化炭素チェッカー
テント
・結露はどうしようもない

冬キャンプ、特に気密性が高まるスカート付きテントは結露しやすくなるという声もあります。換気を増やしたりベンチレーションを常に全開にしたりするなど対策方法は考えられますが、その効果はあまり期待できません。結露は避けられないものと思ってキャンプを楽しみましょう。

結露

#02頑丈なテントを選ぼう

冬は天気が荒れやすく強風、積雪に遭う可能性があります。冬にもキャンプをするのなら頑丈さを考慮したテント選びをしましょう。

頑丈なおすすめのテントは以下の条件を備えたテントです。

・ドーム型(高さ160cm以下)

ドーム型テントは丸い形状と(ソロ用であれば)比較的背が低いこともあり、風を受け流すのが上手です。
構造もシンプルで、立てやすいのに強いというメリットがあります。

・アルミフレーム

フレームがアルミ製のものがおすすめです。軽くて弾力性がありながら強さも兼ね備えています。グラスファイバーはテントによっては外から力が加わるとブヨブヨしてしまうことがあります。
風が吹いたり、雪がテントにのったりする可能性を考えるとより強いアルミフレームのテントが適しています。

ペグで固定したスカート

#02まとめ・おすすめ

以上をふまえて、冬のソロテントにはハヤブサテント2人用スカート付きがおすすめです。

ハヤブサテント2人用スカート付き
ゴリラ部長

最後に冬に適したテントの条件をまとめてみたよ!

冬に適したテントの条件

防寒性・耐雪性
→フライシートにスカートが付いている

耐風性
→ドーム型で骨組みはアルミフレーム

立てやすい
→ドーム型、シンプルなつくりのもの

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