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テントのスカートは必要か?スカートの効果やメリットなどの疑問を解決します

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テントのスカートってなに?必要?といった疑問を解決します。冬キャンプでの使用も考慮したテントを調べると、スカートが付いているものが浮かび上がります。スカートがあるのとないのではどう違うのか、特徴、メリット・デメリットを分かりやすくまとめました

#01テントにスカートは必要か?

スタッフA42

新しくテントを買おうと思うんですけど、テントにはスカートがあった方がいいですかね?スカートって必要なものですか?

g-022

必要というわけじゃないけど、冬もキャンプをするのならスカートがあるテントがいいかな。

テントには「スカート」が付いているものと、付いていないものがあります。 パッと見てテントのフライシート(外側の生地)が地面まで伸びているかどうかを見ると判断ができます。

スカートなしのテントの写真

スカートなし

スカートありのテントの写真

スカートあり

スカートの有無で違ってくるのは空気の出入りです。スカートがあればテントに空気が入るのを防ぐことができます。一方、スカートがなければテントの内外を空気が出たり入ったりします。
空気の通りが違ってくるので、スカートの有無で暑さ、寒さが変わってくるのです。

スカートあり

おおまかに結論を言うと、

スカートがあるテント→冬に適している
スカートがないテント→夏に適している

ということになります。

もし、冬キャンプを視野に入れるのならスカートがあるテントをおすすめしたいのですが、メリットだけではなくデメリットもあるので、次の章でもう少し詳しく解説します。

#02 スカートのメリットとデメリット

●メリット

・冷気の侵入を防ぐ
 特に雪が積もっているときはスカートの上に雪を乗せてテントの隙間を埋めることができます。

スカートに雪を載せる
スタッフA148

スカートありとなしでそんなに違うものなんですか?

g-009

ワシはスカートありもなしも両方冬キャンプで試したけど、スカートないときは足元からの冷気が入ってきて身体が冷えやすかったよ。スカートありだと冷気の侵入がかなりマシになってテント内の保温に効果があると感じたね。

●デメリット

・夏は暑い
・湿気が排出されにくくなり、より結露が発生しやすくなる→撤収時にテントを乾かす時間がかかる
・汚れやすい

スカートは基本地面に触れているので汚れやすいです。乾いた地面であればひどく汚れることはありませんが、雨が降り地面がぬかるんだ状態だと、使用後に掃除に少し手間がかかるかもしれません。

雨に濡れたテントのスカートの写真
g-003a

テントにスカートがあろうとなかろうと、結露はどうしてもできてしまうものなんよ。でもスカートありだと足元の空気の出入りが減る分、テント内に熱がこもりやすくて、より結露しやすい条件が揃ってしまうんよね。

スタッフA3

そうなんですね~テント乾かすのも大変そうですね。

#03まとめ

冬キャンプをするのならスカートがあるテントが、
夏をメインにキャンプをするのならスカートがない方がおすすめです。

もし、年中通して同じテントを使いたいのなら、スカートがあるテントがおすすめです。

理由として・・・
スカートなしテントに寒さ対策をするよりも、スカート付きテントに通気性をよくする暑さ対策をする方が簡単だからです。

購入したスカートなしテントにDIYでスカートを自作して後付けするのは難易度が高いですが、スカート付きテントはスカートを巻いてクリップなどで固定すれば、簡単にスカートなしテントの様な使い方ができます。

g-022_2

スカートを簡単に巻いて夏にも使えるテントがあるよ!
・風が強いときはペグを打って捲れあがるのを防げる
・暑いときはスカートを巻いて通気性を確保できるからおすすめだよ

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