車中泊に使うマットはインフレーターマットがおすすめです。なぜインフレーターマットがいいか、布団やエアーマットと比べてみました。また、インフレーターマットは厚さが異なるものを2種類を用意して、どれが最も車中泊に向いているのか実際に敷いて寝て体感した様子をお届けします。
もくじ
車中泊にいいのはインフレーターマット
車中泊にインフレーターマットってどうなの?
車中泊にはインフレーターマットがおすすめだよ。布団やエアーマットと比べてみようか!
インフレーターマットを試してみた
使う車はアルファード
2列目と3列目を倒して、ここに布団やマットを敷いていくよ
シートを倒してみると段差が大きいのが分かりますね。車によって段差の大きさは違いあるものの、この段差を解消しないと快適に寝られません。
どんなマットがいいかはこの段差を解消できるかがポイントになります。
インフレーターマットは
厚さ5cm・8cm・10cmを試します。
5cmマットの場合
段差はそこそこ解消されていました。
寝心地は決して悪くはありません。
そのまま敷いて寝るのに比べると、マットを敷く、敷かないでかなり違います。
8cmマットの場合
さすが8cmもあってほぼ段差を感じませんでした。段差が大きい箇所(3列目シート)は正直なところやや盛り上がりを感じますがあまり気になりませんでした。
マットの厚さが8cmもあるとマット自体にかなりハリがあって寝心地が良く、寝返りもしやすかったです。
10cmマットの場合
10cmは8cm以上に段差を感じ難くなっていました。ただし、マットが厚く寝心地が良くなった半面、片づけるのが一苦労でした。
分厚くなるとマットを掴んだ時に握力が必要になりますし、マットが吸い込んだ空気量が多くて体重を掛けてもなかなか空気が出し切れなかったりします。
これだったら8cmでいいんじゃない??というのが正直な感想です。
インフレーターマットの寝心地をまとめると……
インフレーターマットは
5cm
段差を感じにくい
8cm
ほぼ段差を感じない。マットの張りと寝心地のバランスが絶妙
10cm
寝心地はかなり良いが片付けが大変
布団とエアーマットを試してみた
布団の場合
布団はシートの形状にそのまま沿っているような感じで段差は解消されていませんでした。
家で寝ているような感じとは全く違い、見た目以上にボコボコしているのが伝わります。
布団の寝心地をまとめると……
布団は
家で寝る寝心地と違い、下のボコボコを感じる
エアーマットの場合
エアーマットで寝てみると段差はほとんど感じることはありませんでした。
しかし、マットの中身は空気だけなので、腰に重心がかかり、腰が落ちてしまいます。また、体を少し動かしただけでボヨンボヨンと動くのでマットから落ちるんじゃないかと思いました。
イメージとしては浮き輪のような感じ。ちょっと動くだけでボヨンボヨンと揺れるのでおすすめはできない。
エアーマットの寝心地をまとめると……
エアマットは
段差は感じにくいが中身が空気だけで弾力がありすぎて身体が安定しづらい
車中泊におすすめのマットは……
車中泊には
8cmマットが一番いいです!
なぜそれを選ばれたのですか?
やはり、サイズ・段差解消・寝心地の3拍子が揃っていたのが決め手ですね
あとは設置のしやすさや片付けの大変さも考えると一番良かったです。
8cmマットは段差をしっかり解消していてとても寝心地がよかったです。
布団やエアーマットと比べると断然寝心地がよかったですし、インフレーターマットの中でも5cmのものよりもしっかりと段差を解消していました。
8cmよりも厚い10cmについては、確かに段差解消や寝心地は良かったのですが、片づけが大変だったので8cmの方がいいと思いました。
ということで、 車中泊に最良のインフレーターマットは厚さ8cmのマットということが分かりました!!