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真冬の寝袋の選び方と使い方を徹底解説~寒さに負けないポイントとは~

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真冬の寝袋の選び方と効果的な使い方を徹底解説します。寒冷地で快適に眠るための温かい寝袋の特徴や、選ぶ際のポイントを詳しく紹介します。さらに、寝袋の性能を最大限に引き出すためのテクニックも解説。真冬のアウトドアやキャンプで快適な眠りを確保したい方は、是非参考にしてみてくださいね。

#01真冬の寒さに負けない寝袋選びのポイント

スタッフA1

真冬のさむ~い時期にあったかく寝られる寝袋ってどんな風に選んだらいいですか

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寝袋は①温度、②形状、③中綿の3つのポイントに着目して選ぶんよ。暖かい時期に使うなら少しぐらい適当に選んでも問題ないけど、真冬に使う寝袋はよ~く考えようね。

①温度

まずは対応する温度をチェックしましょう。真冬の寝袋は限界温度がー30℃ぐらいある寝袋がおすすめです。このぐらいの寝袋であれば快適温度はー10℃台ぐらいになりますので、大抵の冬キャンプで快適に寝られます。

限界温度と快適温度の違い

②形状

 寝袋の形状は大きく分けてマミー型と封筒型があります。形が違うことで寒さの感じ方、寝心地なども違ってきます。真冬に使うのであればマミー型を選ぶのが望ましいです。
 マミー型は人の体に沿うように上半身から足先に向けて細くなっており、寝袋内の隙間が少なく暖かさが循環しやすいのです。一方、封筒型は上半身から足先まで真っ直ぐ伸びていて、とくに足元空間にゆとりがあります。
 布団に近い感覚を求めたり、窮屈感が苦手だったり、ゆったり寝たい人には封筒型がおすすめです。ただ、その分マミー型に比べると暖かい空気が循環し難くいので、冬に使用するときには一工夫する必要があります。

マミー型寝袋と封筒型寝袋のイラスト

③中綿

 寝袋の中綿と言えばダウン(羽毛)と化学繊維があります。キャンプで使用するのであればどちらを選んでも問題ありません。同じぐらいの保温力の寝袋で比べた場合、ダウンは軽くてコンパクト、化学繊維はふかふかでボリューミーなのが特徴です。
 価格面では、きちんとしたダウンは化学繊維の2倍以上高価です。寝心地の面では化学繊維の方がふかふかしていて、クッション性があって寝やすいです。また、扱いやすさも化学繊維は洗いやすさがあるなど優位性があります。
 中綿に対してこだわりがないのであれば化学繊維の寝袋を選ぶのが無難です。ダウンは登山やツーリングなど、持ち運ぶ時間が長いときにその特徴が活きます。

ダウンと化繊の写真
スタッフA15

なるほど、真冬用の寝袋は、①限界温度―30℃ぐらい、②できればマミー型、③キャンプで使うなら化繊綿がおすすめということですね。

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そういうこと

#02真冬に快適な眠りを確保するための使い方

真冬対応の寝袋を用意しても冬キャンプの経験が浅ければ、キャンプ当日に暖かく寝られるか不安に思うかもしれません。また、色んな事情で真冬対応の寝袋が用意できない場合もあるでしょう。そんなときのために、以下の3つのアイテムを活用し、安心して快適な眠りを確保できる方法を考えてみました。

①インナーフリース

インナーフリースを使っている人の写真

暖かさを補うために自宅で使う毛布やブランケットを用意するといいのですが、せっかくならキャンプ用にインナーフリースを持っておくのがおすすめです。保温力が高いことに加えて、軽くて伸縮性があって使い心地がいい。しかも洗いやすい。値段もお手頃。アウトドアシーンで使うのにおすすめ。

●おすすめの使い方

1. 寝袋の中に入れて保温性を高める。

「インナー」という字の通り寝袋の中で使います。毛布類と違って袋形状になっており、その中に体を入れて眠ります。袋の中に入るので、すき間が生まれたり、ズレてどこかへいったりせず、朝まで暖かく寝られます。

2. 顔周りに巻きつけて、冷気の侵入防止に使う

インナーリースを顔周りに巻きつけて、冷気の侵入防止に使っている様子
寝袋の中にインナーを入れて使用している様子

特に封筒型の場合は首元を絞ってもヨレてしまって隙間ができやすい。インナーフリースを顔周りに巻いて隙間を埋めると暖かく寝られる。

3.足元のみで使う

消就寝中は、体は暖かいけど足が寒いということがよくあります。(冷え性の人に多い)
毛布類で足先を温めようとすると足を動かしたときにズレたりめくれたりしますが、袋状のインナーフリースはその心配はありません。足をフリースの中に入れさえすれば多少動いても隙間は生まれません。

インナーフリースを足元だけで使っている様子

毛布でもできないことはないですが、インナーフリースは袋形状になっているから簡単にこんな使い方ができます。

②カイロ

カイロの写真

暖かいのはもちろん、安価で使い捨てなので使い勝手がいい。20個入りで6~700円ぐらいで買える。
しかも長時間持続してあたたかい。

・寝袋の中に放り込んで足先など体の寒い部位のみピンポイントで使える。
・8個ぐらいを寝袋やマットに貼れば寝袋全体を温められる。

寝袋全体を温められるカイロの使い方

③電気毛布

電気毛布の写真

電源を確保できることが前提となりますが、電気毛布があれば十分な暖かさを確実に得られます。ゴリラキャンプ部スタッフの知人に夏も冬も同じ寝袋を使っている方がいます。その方に話を聞いてみました。
「僕は5000円ぐらいの寝袋を年中使っています。夏も冬も同じものを使っているのですが、冬は寝袋だけだとさすがに寒いです。なので、冬は電気毛布を使っています。
焚き火に当たるときは背中に電気毛布を引っ張ってきて暖めて、寝るときは封筒型の中に入れて寝ています。ただ、低温やけどになる心配があるので寝袋の中に電気毛布を入れるときは注意が必要ですね~。ははは。」

価格からすると秋頃まで対応の寝袋だと推測されますが、電気毛布を使って温かさを補っているようですね。寒がりじゃなければこのような使い方もアリかもしれません。

【体験談 小話② Bさん】

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僕は5000円ぐらいの寝袋を年中使っています。夏も冬も同じものを使っているのですが、冬は寝袋だけだとさすがに寒いです。なので、冬は電気毛布を使っています。 焚き火に当たるときは背中に電気毛布を引っ張ってきて暖めて、寝るときは封筒型の中に入れて寝ています。ただ、低温やけどになる心配があるので寝袋の中に電気毛布を入れるときは注意が必要ですね~。ははは。

1万円以下だと-15℃クラス、温度が足りない部分は電気毛布やカイロを用意して、あとは底冷えに気を付けながら寒さ対策をするといいと思います。

寝袋と電気毛布の写真

#03まとめ

★真冬に寝袋を選ぶときは

1. 限界温度-30℃対応

2. マミー型

(封筒型がダメという訳ではないが、こだわりがないのならマミー型が無難)

3.中綿は化学繊維タイプ

(予算が潤沢でコンパクトさにこだわるならダウンでも良い)

★確実に暖かさを確保する補助アイテムも用意しよう

1. インナーフリース

毛布代わりに用意しよう。薄い、軽い、安価、洗える、といったメリットいっぱいのアイテムです。寒がりの人や封筒型を使うという人は必須といえます。

2. カイロ

起きているときも寝ているときも使えます。箱買いすればお得に買えておすすめです。

3.(電気が使えるなら)電気毛布

電気が使える環境であれば電気毛布を用意するのがおすすめです。間違いなく暖かく寝られます。

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ハルちゃん、真冬の寝袋の目星はついたかな?

スタッフA2

はい!限界温度ー30℃帯のマミー型の寝袋を用意して念の為にインナーフリースも用意しようと思います!

おすすめ寝袋

真冬用の寝袋はまずはマミーを検討してみてね!

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封筒型を選びたいときはこれがおすすめ!

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真冬はインナーフリースも用意しよう!

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