おすすめ焚き火グッズ11点をご紹介します。キャンプで焚き火を楽しみたい!という方に参考になるように、実際に使ってみて良かった焚き火グッズを、岡山県在住キャンパーのなかむらしんごさんに教えてもらいました。それぞれの特徴やエピソードも詳しく載せています。焚き火好きキャンパーの皆さん、ぜひご覧ください!
もくじ
使ってよかった焚き火グッズおすすめ11選!
おすすめ焚き火グッズを、焚き火大好きキャンパー・なかむらしんごさんに紹介してもらいました!
なかむら しんご さん
1971年生まれ。
コピーライターでありキャンパー
岡山県在住。行動心理学をベースとしたライティングスキルを活かした成果にコミットした記事をモットーとしている。20年間、歯科技工士を生業としてきたが、コピーライターになる夢を叶えるために5年前に独立。
その後、APCオンラインアカデミーに入校し、行動心理学ベースのライティングスキルを学ぶ。現在は主にSEOライティング、Webマガジンを執筆中。将来の夢は「自分自身のそのままの思いを表現し、出会った人みんなにワクワクを!」
そんな思いを体現できるコピーライターを目指しインドアからアウトドアまで活動中!
Twitter:@LTeracohoo
焚き火に興味がある人にはとても参考になるよ!(11点全部必要というわけじゃないよ)
キャンプの醍醐味の1つ、焚き火。
日頃の喧騒から離れ、満点の星空の下での至福のひと時。
自分で育てた焚き火の炎を眺めていると心身共に癒されます
楽しむことはもちろん、よりスムーズにそして安心安全に焚き火をするためにも焚き火グッズにはこだわりたい。
今回は私が思う焚き火グッズおすすめ11選を紹介したいと思います。
焚き火グッズ11選!!
1:焚き火台
焚き火をしたいならこれは絶対外せない。
焚き火台!
あなたはどのキャンプスタイルを楽しみたいですか・・・
ソロキャンプ?
グループキャンプ?
それともファミリー?
好みはあるとは思いますが、先ずはシンプルで扱いやすいものがベター。
ちなみに私が愛用している焚き火台はコールマンのファイヤーディスク。
▢ファイヤーディスクの気に入っている点
①360度どの方向からも焚き火を楽しむことができ、どんなキャンプスタイル、キャンプシーンでも対応可能。
②とにかくシンプルで頑丈なので、お手入れもカンタン
③市販の薪ならそのまま投入できるベストサイズ。
▢購入した理由
①ステンレス製のお皿に3本の脚がついているだけのシンプルデザインで武骨でカッコいい。
②耐荷重が30kgでダッチオーブンも載せることが出来る。
③値段も8,000円以内とお手頃価格。(最近はネットで5,000円台でも購入可能。)
▢エピソード
20代の頃から様々なキャンプを楽しんできましたが、結婚し子供の成長と共に一時キャンプから離れていました。ところが2年ほど前、たまたま入ったアウトドアショップで見かけ一目ぼれ。
大分使用感が出てきましたが、それはそれで渋く、今でも私のメインの焚き火台として使っています。
2:焚き火シート
テントサイトへのダメージを最小限にするためにも焚き火シートは必要。
安心安全に焚き火を楽しむためにも1枚、準備しておきましょう。
とは言っても色々なメーカーから販売されていて種類も多いので悩むところ。
そこで判断基準となるのが素材とコスパ。
地面に直接置くものだし、焚き火台から灰や火の粉が落ちてくるような状況を考慮する必要があります。
私が購入したのはホームセンターなどで売られているField to Summit ファイヤーシート。
▢Field to Summit ファイヤーシートの気に入っている点。
①程よく厚みがあり、水洗いだけで何度も使える。
②グラスファイバー(ガラス繊維)で作られていて火の粉が落ちても穴が開きにくい。
③ファイヤーディスクの収納バックに入れて一緒に持って行くことができるので忘れない。
▢購入した理由
①耐熱温度が500℃でテントサイトへのダメージも少ない。
②ホームセンターなどで1,500円ほどで購入可能。
③消耗品なので出来るだけコストを抑えたかった。
3:火ばさみ
薪や炭を掴んだり、火力調整をするのにマストなアイテム、火ばさみ。
しっかりと掴め薪の重さにも負けない頑丈なものがおすすめ。
現在、私が使っているのはロゴスの薪ばさみ。
▢ロゴスの薪ばさみ
の気に入っている点①先ずはデザイン。持ち手がウッドで後は黒く塗られたスチール製。薪に立て掛けて置くだけでも絵になります。
②重い広葉樹でもしっかり掴むことが出来る。(カシメのリベットの部分が緩みやすく、先の嚙み合わせが悪くなることがありますが、その時はホームセンターでM6/15mmのボルトとM6ナットを購入し、交換すれば全く問題なく使用することが出来ます。)
▢エピソード
実はこの薪ばさみは自分で購入したものではなく、友人から譲ってもらったもの。
思い入れも大変強く、使用した後はその都度メンテナンスをした上で室内で保管。
ファイヤーディスクと同じく、これからもずっと使い続けたいと思っています。
4:耐火グローブ
耐火グローブは火傷をしないためにも適度な厚みのものがおすすめ。
その中で自分好みのカッコイイのを選びましょう。
とは言え、焚き火やBBQなど高温になるところで使用するので、劣化もしていきます。
焚き火シート同様、消耗品として考え、コスパ重視で購入するようにしています。
そこでオススメはワークマンの耐火グローブ。
▢ワークマンの耐火グローブの気に入っている点
①種類が豊富で色々なデザインやカラー、素材のものがある。
②安いので気兼ねなく使用でき使い分けも出来る。
▢購入した理由
①コスパ最高。(業務用がメインなので値段以上にしっかりと作られている。)
②定期的に入れ替えやすい。
③お店が近いのでチェックができる。
5:薪
焚き火をするのに薪がないとはじまりません^^
脂(ヤニ)を含み着火しやすく、火力は強いがすぐに燃え尽きる針葉樹。
高密度で硬く着火はしにくいが、火持ちがよく、炎を安定させるのに適している広葉樹。
焚き火ではこれらを段階ごとに使用します。
薪はお店で購入するのもいいですが、定期的に公開されている市町村のホームページで山木の伐採情報などを確認して調達するのもおすすめ。
薪の中でも広葉樹は種類が多く、それぞれに楽しみ方があり、おもしろいので一度調べてみてはいかがでしょうつか?
自分の好みの薪に出逢えるかは運次第!!
ちなみに私がよく使っている広葉樹はナラとクヌギ。
▢ナラとクヌギの気に入っている点
①火付きと火持ちが抜群。特にナラはバランスがよく、扱いやすい。
②クヌギについては燃える炎を見て楽しむだけでなく、耳にも心地良い。
「パチパチ」と音を立てて燃えていく過程はホントに癒されます。
▢購入した理由
①ホームセンターや道の駅などで安価で購入可能。
②手に入りやすい。
▢エピソード
最初は薪なら何でもいいと思い廃材も使って焚き火をしていましたが、回数を重ねていくくほどに、広葉樹の種類や奥深さに魅了され、色々な薪を試しています。
今回、燻製でも使われる桜の薪がゲットできたので次回のキャンプに持って行き、甘い香りを体験したいと思っています。
6:斧(オノ)・鉈(ナタ)・ナイフ
あなたはオノ派、ナタ派?
それともナイフ派?
刃物系は本当に奥が深い。
ナイフ一つでブッシュクラフトも無骨でカッコいいけど、オノで硬い広葉樹を一刀両断するのも気持ちいい!
フェザースティックも作れ、薪割りもできると思い私が購入したのが、Barebonesジャパニーズ ナタ。
▢Barebonesジャパニーズ ナタを気に入っている点
①日本古来のナタからインスパイアされたデザイン。
②刃渡り30cmという長さながら刃の素材はステンレス製で軽く、グリップもしっかりと握りやすい。
③先にも刃がついていてそこでフェザースティックを作ることができる。
▢購入した理由
①一目ぼれ。(アウトドアスポーツでたまたま実物を発見。見た瞬間、即購入。)
②ハンドルの末端部分まで金属部分が入っているフルタング。
③コスパ最高。(当時7,500円で購入)
▢思い入れ・エピソード
今でもデザインが気に入っていて必ずキャンプにも持って行き、薪割りやフェザースティックを作るのに使用しています。
またフルタングということもあり、ガタツキなく使用しています。
しかし堅くて太い薪などを割るのには不向き。(公式ホームページにも記載あり。)
ガンガンに薪割りをする場合は斧がオススメ。
ただ、愛着があるので使い方を考えた上でキャンプに持って行きたいと思っています。
7:薪割台
焚き火の前の楽しみの1つ、薪割り!
そのために薪割台もゲットしたいところ。
薪同様、お店やネットで購入するだけでなく、市町村のホームページで山木の伐採情報を確認する事で無料で手に入れることができます。
それを自分流にカスタマイズするのも楽しいですよ。
現在、私が使っているのは、木のコンビニで見つけた赤松の丸太をカットしたもの。
まだカスタマイズも何もしていませんが、薪を割るのにちょうど良いのでスタメン入り。
▢気に入っている点
①適度な高さ、適度な角度で薪を置きやすく薪割りしやすい。
②ソロテーブルとしてランタンや缶ビールを置くことができる。
③赤松は針葉樹なのに、1年以上割れずに頑張っている。
▢購入した理由
①500円とお得。
②針葉樹なので割れた時は着火剤として使用できる。
▢エピソード
先にも触れましたが、1年以上使用してすでに木の皮もはがれていますが、今でも割れずに薪割台として頑張ってくれています。
テーブルとして使ってもカッコいいので近いうちにカスタマイズしてみる予定。
8:着火剤・ファイヤースターター
やはり一度はチャレンジしてみたいファイヤースターター。
「だけど、難しそう…」
なんて思っているあなた!
最近では従来品(マグネシウム)より着火点が低く、軽い力で火花を飛ばすことが出来る材質(フェロセリウム)のものも販売されています。
一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに私が使っているのはマグネシウムとフェロセリウムの混合の材質で作られたChileeanyのファイヤースターター。
▢BarebonesChileeanyのファイヤースターターの気に入っている点
①130×13mmの極太サイズで握りやすい。
②フェロセリウム混合なので本当に火花がよく出ます。
③コスパ最高。
▢購入した理由
①1,499円でお買い得。
②極太で迷彩の紐がカッコいい。
▢エピソード
焚き火で一度はやってみたいファイヤースターター。
最初は中々火花が飛ばず悪戦苦闘するかと思いきや、表面の黒い塗料がはがれた途端、 大きな火花が「バチバチ」っと飛び散り、閃光をあげて勢いよくファイヤー。
材質が良いのか腕が良いのか・・・しばらくハマってこればかりやっていました。
浪漫ですよ^^
9:火吹き棒
今、目の前で生まれた炎を火吹き棒で育てる・・・これも焚き火を楽しむ醍醐味の1つ。
そのためにも火吹き棒にもこだわりたい。
だけど、あまり高価なものもどうかと思いながらはじめの頃は自作の火吹き棒を使っていました。
(自作と言っても直径5mmのアルミのパイプを適当な長さにカットしただけのモノでしたが・・・)
その後、しばらくして購入したのが山麓工房の火吹き棒。
▢山麓工房の火吹き棒の気に入っている点
①シンプルなデザイン。
②伸縮性があり持ち運びしやすい。
③最長63㎝まで伸ばすことができるので、ピンポイントで風を送ることができる。
▢購入した理由
①現役キャンパー監修。
②コスパ良し(無期限保障)。
③伸縮性があり持ち運びしやすい。
▢エピソード
最近購入したばかりで数回しか使っていませんが、持ち運びに重宝しています。
その上でお値段以上。
ピンポイントで強い風を送ることができるので、今まで以上に楽しく「ファイヤー!」しています。
10:火消し・火起こしツボ
一方、もっと簡単に焚き火を楽しみたい。
そう思っている方には火起こしツボをおすすめ。
また河原など使用済みの薪や灰の火種の消火と持ち帰りに必要なのが火消しツボ。
それら両方を兼ね備えた火消し・火起こしツボがホームセンターなどで販売されています。
マナーやモラル、防災面を考慮してぜひ購入することをおすすめします。
▢ホームセンター(ナフコ)のPB火起こし兼用火消し壺の気に入っている点
①薪や炭に早く着火したい時に便利。
②ツボの中で火が起こせるので安心して、別の作業ができる。
③残った炭や灰の鎮火と持ち帰りに便利。
▢購入した理由
①火起こしと火消しを兼ね備えているところ。
②完璧な鎮火ができ、持ち帰ることができる。(安心安全!)
③お値段以上。
11:ローチェア
チェアはやっぱり焚き火台の高さに近いローチェアがおすすめ。
素材や収納のしやすさはもちろん、キャンプをする時に最も長くいる所なので座り心地には特にこだわって選びましょう。
私が愛用しているのはコールマンのコンパクトフォールディングチェア。
▢コールマンのコンパクトフォールディングチェアの気に入っている点
①座面の張りが強く長時間座っていても疲れない。
②薪割りや焚き火の前でのんびりするのに丁度いい高さ。
③折りたためば8㎝程度の厚み。とにかく軽く、持ち運びも超ラク。
購入した理由
①デザイン(オリーブカラーに天然木のアーム)
②座り心地が本当に良く、腰痛持ちの私でも疲れない。
③とにかく軽いのにしっかりしている。
▢エピソード
本当に座り心地が良いので実は自宅でも使っています。
このチェアは人気があり、定番商品なので色々なアウトドアショップで展示されています。
皆さんもぜひ、座り心地を体感してみて下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は焚き火に特化した、おすすめ11選を紹介しました。
いよいよ本格的な焚き火シーズン到来です。
火を起こし、火を育てるという至福の焚き火タイムをあなたも満喫してみては^^
最後まで読んでいただき有難うございました。
とても参考になりました!