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極寒用の寝袋の選び方-用途・予算・好みで導きました!

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極寒用の寝袋を選ぶなら必見!用途、予算、好みにあわせたおすすめの選び方を徹底解説。寒い環境で快適に寝られるかどうか、寝袋選びは大切です。保温性、収納性、価格などの条件からベストな寝袋を導きました。冬のアウトドアを楽しむための寝袋選びの参考にしてみてくださいね。

#01極寒用の寝袋の選び方

スタッフA17

今年は冬キャンプデビューしようと思って本格的に寒くなる前に11月末に行ってきたんです。そしたら夜は想像以上に寒くて。

スタッフA1

これだと寒さが深まった時期は厳しいかなと思うんですけど、極寒でも使える寝袋どう選んだらいいですか?

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極寒でも使える寝袋とは、、、わしが解説しよう!

★温度

まずは温度に着目してみましょう。
寝袋には「限界温度」と「快適温度」があります。それぞれの温度と、自分が使う場所の温度を比べて寝袋が適応するか判断します。

温度解説

限界温度・・・ダウンジャケットなど厚手の服を着込んで使用することはできるけど、長時間の睡眠には適応しない温度の目安

快適温度・・・薄着で寝袋に入っても快適に寝られるという温度の目安

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極寒用として使うのなら、限界温度が-30℃ぐらいの寝袋がええよ。

限界温度と快適温度はだいたい15℃前後の差があります。限界温度-30℃ぐらいの場合は快適温度は-10℃少々なので、冬の寒いキャンプ場のテントやコテージの中だと十分暖かく寝られます

★形状

寝袋の形状は大きく分けると2種類あって、「マミー型」と「封筒型」があります。

マミー型寝袋と封筒型寝袋
マミー型は体にフィットする

マミー型は寝袋全体が体に沿うように成形されています。寝袋内に余分な空間が生まれにくく密着度が高いので、暖かい空気が循環しやすく冬季の使用に向いているといえます。包まれたような寝心地が好きな人におすすめ。

封筒型はゆったり

封筒型は長方形で肩から足先まで真っ直ぐ伸びています。とくに足元の空間に余裕があって、マミー型に比べ寝袋の中で体を動かしやすく、ゆったりした寝心地が好きな人におすすめ。

スタッフA15

ということは、極寒用にはマミー型の方が向いているってことですね。

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一般的にはそうだね。冬は寝袋の形状に関わらず毛布やブランケットを持って行ったほうがいいけど、封筒型で寝るのならさらに1,2枚余分に持って行ったほうが安心だよ。

★中綿

寝袋の中綿も2種類に分けられ、「ダウン」と「化学繊維」があります。

科学繊維と羽毛のイラスト

ダウン(羽毛)

ダウン寝袋(羽毛多め)

水鳥(ガチョウやアヒル)の胸のあたりの毛を使う。上質なダウンほどふわ~っと膨らんで大きな空気層をつくり高い保温性を発揮します。少ない綿量で保温性を確保できるので、軽い・コンパクトになるという長所があります。短所はきちんとした性能を持つものは高価で、洗う時は専用の洗剤が要る場合があり手軽に買いにくいことです。


化学繊維

化繊寝袋

主にポリエステルを使った中綿です。同じぐらいの保温性のダウンと比べると、綿量が多く重くなってしまいます。その代わり、寝袋にボリューム感が出てふかふかとした寝心地となります。ダウンに比べて洗いやすく扱いが楽で安価であるというメリットもあります。


ダウンと化学繊維綿はそれぞれ特徴があって、どちらが良いとか悪いとかではありません。用途や好みによって選びましょう。

#02 用途・好み・予算を考慮すると…

スタッフA143

あったかい寝袋がいいけど、どうしようかなぁ。

基本的な選び方を解説したけど、最終的には用途や好み、予算もよく考えないといけないよ。

■好み

寝袋は形状や中綿によって寝心地に違いがあります。簡単にまとめると・・・

①【ダウンの寝袋】軽くて薄手のダウンジャケットがふわ~っと体に乗っているようで、ほわ~っと暖かい。

②【化繊の寝袋】ボリューム感があり、ふかふかして布団のようでもある。

③【マミー型】全身が包まれているような感覚

④【封筒型】ゆったりしていて、寝袋の中で体を動かしやすく布団に近い

布団みたいな寝心地が好き、ふかふかしているほうが良い、など普段の寝方からある程度自分の好みが推測できると思います。それも寝袋選びの参考にしましょう。

■用途

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寝袋は使うシーンによっては向き不向きがあるけぇね。

寒い時期、どんな用途で寝袋を使うか考えてみましょう。挙げられる用途は、冬キャンプ、ツーリングキャンプ、車中泊、登山が代表的なものです。ここでは大きくなりがちな冬用の寝袋を持ち運べるかどうかがポイントとなります。寝袋の大きさ・重さを決定づけるのは中綿の種類が何であるかが大きいので、用途にあわせてダウンの寝袋あるいは化学繊維綿の寝袋を選びましょう

★用途例

バイクツーリングをしているゴリラ部長しているゴリラ部長
雪山にいるゴリラ部長
車中泊をしているゴリラ部長
雪山登山をしているゴリラ部長

冬キャンプ、車中泊→化学繊維綿の寝袋がおすすめ
車中泊は当然ですが、キャンプの場合も多くの場合は車で移動すると思います。そうすると、寝袋は必ずしも軽くてコンパクトである必要はありません。もちろん、ダウン寝袋の寝心地が好きという場合は除きますが、比較的購入しやすい価格で、しかも手入れもしやすい、ふかふかな寝心地がよい化学繊維綿の寝袋を選ぶのがおすすめです。

ツーリングキャンプ、登山→ダウンの寝袋がおすすめ
ツーリングキャンプはバイクに、登山はバックパックに寝袋を入れたり括ったりして動くので、寝袋は軽くてコンパクトになる方が向いています。したがって、ツーリングキャンプ、登山ではダウンの寝袋がおすすめです。

一つ気を付けておきたいのが、「ダウン」を謳っているにも関わらず、大きく重たいものがあります。このような傾向は、安価な製品によく見られるので価格も要チェックです。

・予算

厳冬期で使える寝袋の価格は、ダウンの場合は4~5万円ぐらい、化学繊維の寝袋は1万円台半ばぐらいの価格帯の製品が費用と性能のバランスが良いと言えます。 冬用のダウンにもかかわらず1万円以下のものや、化繊でも4~5千円ぐらいの安価なものはあまりおすすめしません。

スタッフA3

安すぎる寝袋は購入前によく考えたほうがよさそうですね

#03まとめ

最後に極寒用の寝袋の選び方を簡単な表にまとめてみました!

用途 好み おすすめ寝袋
キャンプ 包まれたい マミー型・化学繊維
キャンプ ゆったり感重視 封筒型・化学繊維
ツーリング・登山 コンパクト・軽さ重視 ダウン寝袋(ダウンの封筒型はあまり選択肢がないのでマミー型を選ぶことになる)