夏に涼しいテントの特徴と涼しく過ごすコツ～おすすめの設営術とは～

夏に涼しいテントの特徴と涼しく過ごすコツについて解説します。夏のキャンプのテントの中は日陰でもモワ～っと暑くて過ごしにくいですよね。今回は夏涼しいテントの特徴とどのように設営すれば過ごしやすくなるのか、さらにテント内でできる工夫も紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。

夏に涼しいテントの特徴

夏のテントの中、あっついですよね～！少しでも涼しくしたいんですけど・・・

ハルちゃんのテントは「涼しいテント」の特徴に当てはまってないのかもね

涼しいテントの特徴？

ワシが解説しよう！

涼しいテントの特徴

①通気性が良い これはテントの風通しが良いかどうかということです。具体的に言うと、窓が付いている、出入り口部分が大きい、インナーテントのメッシュの比率が高い、フライシートにスカートが付いてないものです。また、テントの生地はコットン（ポリコットン）が通気性も良いと言われています。
②遮熱機能付き 遮熱はUVカットと同じ意味にとらえがちですが、実は違います。UVカットは紫外線をカットするもので、日焼けやシミを防ぎます。一方、遮熱は赤外線をカットするもので、暑さや眩しさを軽減する効果があります。

テントの中にはフライシートの裏にこの遮熱加工が施されたものもあり、これによりテント内の温度が上がりにくく快適に過ごしやすいくなります。遮熱機能がないものとあるものとでテント内の温度を比較すると、10℃以上差が出るとうたわれるものもあるので、熱中症対策にも良いでしょう。

ちなみにワシはテントの色や形状にも気をつけとるんよ！
まず色じゃけど、黒っぽい濃い色よりは熱を吸収しにくい「淡い色」がええね。
あと形状は「ドームテント」がおすすめじゃね。

やっぱり夏は暑くてそれだけで体力を消耗してしまうけえね。ドームテントの中でも設営が簡単で軽量のものなら運ぶのも楽だし、組み立てる時間も短時間で済むから、結果的に体への負担が減るんよ。

テントを涼しくするのに一番大事なこと

こうやってみると私のテント、確かに涼しいテントの特徴を満たしてなかったです

やっぱりね！でも実は一番大事なのはそもそもテントに直射日光が当たらないようにすることなんよね

え？そうなんですか？

テント内は家の部屋に比べると狭くて壁や天井（テントのシート）は薄いので、日光に当たると温度上昇が速くて熱がこもり、どうしても暑くなってしまいます。

正直な所、涼しいテントを選んだとしても、夏の暑さは避けられません。（涼しいテントの効果は気休め程度ととらえてください。）

ですので、夏のテントの暑さ対策は、そもそも直射日光をテントに当てないようにするのが重要です。

その為にできることはズバリ・・・

タープの下にテントを張ることが効果的です。

木の下、林の中など日陰がある場所を選んでテントを張れたらいいのですが、キャンプ場では人気の場所となるので日陰が少ないところにしか張れないこともあります。

タープを用意しておいて、日がよく当たる場合はタープの下にテントを張るように設営したほうがいいでしょう。

そしてタープは布部分が4～5ｍ、ポールの高さが2メートル以上の大きめのヘキサタープが使いやすいです。

理由としては
・日陰面積が大きい
・風通しがいい
・周りからタープの内側を見えにくく張ることができる

からです。

また、タープの下にテントを張ると雨が降っても濡れない為、テントのフライシートは使わなくても大丈夫です。それによりさらに風が通りやすくなります。

なるほど～この方法なら直射日光と雨も防げて涼しくなって一石三鳥ですね！

タープの日影の作り方の記事はコチラ

ゴリラキャンプ部

2019.12.27

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さらに涼しくするには

ほかにもテント内で涼しく過ごす為のアイテムも紹介するよ

①冷感マットやゴザ 寝る時、体の下に冷感マットやゴザを敷くと、蒸れにくい。さらに下にインフレーターマットを敷けば地面からの熱を防ぎつつ寝心地も◎
②サーキュレーター 電源があるサイトorポータブル電源があれば、サーキュレーターで風をおこし、テント内の空気を循環させることができる。
③コット 床からの熱を感じにくくするために、夏は高さがあるものを選ぶと良い。荷物がかさばってもいい人向け。
コットの上に冷感マットやゴザを引くと涼しさアップ。