前室ありソロキャンプ用テントの選び方を徹底解説!ソロキャンプ用のテントを選ぶ際におすすめなのは、「前室」と呼ばれる入り口にちょっとしたスペースが付いているテントです。前室付きのテントはどんなものがあってどんな風に選ぶといいのか、購入を考えているみなさん、ぜひ参考にしてください。
もくじ
前室ありのソロキャンプ用テントのメリット
ソロキャンプ用テントを探しているんです。前室ありテントが魅力的なんですけど、やっぱりあるといいですかね?
そうだね。せっかくなら前室があるタイプのテントを選ぼう!
★前室付きのテント
前室があるメリット
①靴や荷物が濡れずに置ける
雨が降っていなくても外に靴を出したままだと夜露で濡れてしまいます。前室は玄関のような役割となるので靴置き場ができます。また、前室に荷物を置けば、室内を広く使うことができます。
② 場合によっては日よけスペースもできる 前室が大きめのテントであればイスなどを置いてくつろぎスペースをつくれることがあります。
前室があるテントを種類分けしてみた
前室といっても、いろいろ種類があります。
わしがおおまかにタイプ分けしてみたよ。
① ドア持ち上げタイプ
入口を2本のポールで持ち上げるタイプ。入口を大きく開放して屋根をつくる。寝る時はポールを下ろして入口を閉める。
② 前室延長タイプ
フライシートを伸ばして前室を大きくつくるタイプ。
フライシートの入り口に、グラスファイバーのフレームを1本通して屋根をつくる。手間が掛かるしテント自体も重たくなるけど、広い前室を得られる。
閉じた時に荷物がたくさん置ける。
③ 入口引っ張りタイプ
フライシートの入り口下部を伸ばして前室をつくるタイプ
前室をつくるのに道具を使ったり、わざわざ何かをしたりする必要がない。最も簡単で手間が掛からない。
前室に置けるのはバッグと靴ぐらいである。
④ パップテント
テントのおおよそ半分を持ち上げて開放するタイプ。
(正確には「前室あり」のテントとして分類するのは若干違う気もするが・・・)
テントの内側まで大きく開放している。屋根が大きいので、テント前で過ごす時間が長く、広く使いたいのならおすすめ。
前室ありといっても色々形が違うんですね。
おすすめの前室ありテントと選び方
ちなみに、部長のおすすめはどれですか?
わしのおすすめはね、入口引っ張りタイプのテントかの~。
キャンプのスタイルによっておすすめは違うんだけど、わしの経験と主観で説明するとねぇ・・・。
【部長のおすすめの前室ありソロキャンプテント】
なぜ「③入口ひっぱりタイプ」がおすすめかというと、ソロキャンプ用テントの前室をしっかりと活用できる場面は実はそれほどなく、前室は靴とちょっとした物が置けるスペースがあればそれで十分だからです。
大きめの前室があるテントを選んでも、基本はソロ用のテントだから広さには限界があります。前室でのんびりしたくても雨が降ればそれなりに濡れてしまうし、日が照れば日差しが差し込んで暑いし、熱はこもるし、それだったらテントの前にタープを張ったほうが快適なのです。
(もしくは、ファミリー用の大きめのテントを使う手もあります)
以上の理由から
設営工程が少なく素早く立てられる入口引っ張りタイプのテントがソロキャンプではおすすめ
と言えるのです。
部長はソロテントの前室はほどほどに使えればいい、という考えなんですね。
わしもこんな感じでやることがあったけど、狭いし、暑いし、タープを張った方が快適なことに気付いたよ。
屋根がなくても過ごしやすい冬場とか、夕方に到着して翌朝すぐ帰るパターンならアリよね。
どうしても前室の広さ重視でテントを選びたいのなら、パップテントがおすすめかもしれません。設営する手間はかかりますが、前室スペースはとても広いです。
ソロテントの前室はお家でいう『玄関』だと認識しておくといいかもね。
なるほど。どこまで前室を活用するかをしっかりと考えて選んだ方がよさそうですね。
部長のおすすめ
入口引っ張りタイプの前室付きソロキャンプ用テント