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ポータブル電源を活用して冬のキャンプも快適に過ごそう!

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冬キャンプにポータブル電源をプラスすると、気軽に電化製品が使えて快適さがかなりアップします。ですが、ガンガン使いすぎると、肝心な時に充電が切れてしまって意味がないなんてことに……。今回はベテランキャンパーのえ~ちゃんさんがポータブル電源を持参して雪の中のキャンプへ行きました。実際にどのような時にポータブル電源を使用しているか、消費電力が少ないおすすめのあったかアイテムは何なのか聞いてみました。

#01冬キャンプでポータブル電源を活用しよう!

スタッフA32

冬キャンプでのポータブル電源の活用方法が知りたいです!

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ベテランキャンパーさんがポータブル電源持参で冬キャンプに行ったみたいだから聞いてみよう!

[執筆者情報]

え~ちゃんさんプロフィール画像

え~ちゃん
キャンプ歴10年以上の家族6人のファミリーキャンパーで、格安に全国のキャンプ場でドタバタキャンプ展開しています。

ブログ:
https://www.a-chancamp.com/

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@9y7C5YzGvGdp8jN

Instagram:
https://www.instagram.com/eisuke7992/

設営したテントの写真

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

冬のキャンプは寒く雪も降るので、初心者には難しいと思われている方も多いのではないでしょうか?

もちろん、春・夏・秋の3シーズンと比べ難易度はあがりますが、そんなときに心強いアイテムなのがポータブル電源です。

今回は筆者が冬キャンプでどのようにポータブル電源を活用しているのかご紹介していきます!

冬の天気の良い日はキャンプへ行こう!

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

そもそも、筆者の地元である北陸の富山県は、3,000m級の北アルプスの麓に位置し冬は雪に覆われるので、ほとんどのキャンプ場は休業状態になります。

ただ、筆者のようなキャンパーとしては冬場の晴れ間は貴重で、冬の晴れ間こそ空気が澄んでおり遠くまで見渡せて気持ちが良いのでついキャンプに行ってしまいたくなります。

常願寺川河川敷で冬の野営を楽しもう!

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

筆者の地元は冬場も営業しているキャンプ場は少ないので、今回は近くに公園のトイレも利用できる常願寺川河川敷にて野営を楽しんできます。

せっかくの冬の晴れ間ではありますが雪もあるので他の利用者もおらず、のんびりキャンプを楽しめそうですね!

ベアーズロック「ハヤブサテント TM-401H」を設営しよう!

ハヤブサテント TM-401Hの写真

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

昼前に常願寺川の河川敷に到着して、まずはベアーズロック「ハヤブサテント TM-401H」を設営していきます。

冬キャンプで重要になるのがどんなテントを使用するかですが、冬場はテント内でのんびり過ごすお籠りキャンプになりがちなので、4人用サイズのドーム型テントの場合はソロだと十分な広さで居住性も高く、スカート付きフライシートを使えば外からの冷気も遮断できて、お座敷スタイルでゴロゴロできるので快適に過ごせます。

キャンプ当日は暖かく日中はストーブは使いませんが、日が暮れたら冷え込むので石油ストーブも持参しましたが、ベアーズロック「ハヤブサテント TM-401H」はベンチレーション箇所も多く、以前の雪中キャンプでもストーブを使い安全なのを実証できています。

ベアーズロック 「車中泊8㎝マット MT-108F」で地面の冷気を防ごう!

車中泊8㎝マット MT-108Fを使用している様子

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

テントの設営が終わるとテント内にキャンプギアを広げていきますが、その際に重宝するのがベアーズロック 「車中泊8㎝マット MT-108F」です。

本日利用するのはキャンプ場ではなくただの河川敷なので、地面は砂利でゴツゴツしておりインナーテント内にラグマットを敷いても効果はありませんが、8cm厚のインフレータブルマットなら地面のゴツゴツ感を防いでくれて気にならないので座る場所して利用する事になります。

また、8cmの極厚マットなので同時に地面からの冷たさも遮断してくれるので、就寝時も背中部分から冷えてくる事などもありません。

野営ならカップ麺がおススメ!

カップ麺を作っている様子

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

昼頃には全ての設営が済みお腹が減ってきましたが、ここはキャンプ場ではなくただの河川敷なので炊事場などもなく来る前にスーパーで購入したゴミを減らす意味でカップ麺とおにぎりをいただきます。

天気の良い青空のもと見慣れた景色ではありますが、写真映えするキャンプ飯ではなくとも十分に美味しく頂けるので、スープもシッカリ飲み干しますよ。

ポータブル電源を上手く使おう!

テント内でポータブル電源を使用している様子

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

昼以降には仕事が終わった嫁さんが河川敷に様子を見にきてくれて、せっかくなのでポータブル電源を利用して電気毛布をホットカーペット代わりに敷いてお菓子を食べながら映画鑑賞です。

今回利用するポータブル電源はジャクリ「ポータブル電源 700」で、電源容量700whほどの中型電源になっており電気毛布を中で利用しながらタブレットも同時に充電しても、1時間あたりの消費量は25whほどなので全然余裕があります。

また、仮に同じように10時間使ったとしても25wh×10時間なので、250whしか使わないので700whのポータブル電源であれば35~36%ほどしか使わない計算になりますね。

電気毛布は冬キャンプのマストアイテム!

テント内で電気毛布を使用している様子

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

夕方には嫁さんも帰り一人でのんびりソロキャンプを楽しみますが、お座敷スタイルキャンプには電気毛布がマストアイテムで電気毛布を敷いて横になってゴロゴロしているだけで体がポカポカになります。

そのため、外はさすがに冬の夕暮れ時ということもあって冷え込んできましたが、保険代わりに持参した石油ストーブはまだ使わずに快適に過ごせます。

冬のキャンプ飯は鍋物がおススメ!

鍋を作っている様子

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

さすがに景色をみるためにテントを開けっ放しにしていると寒くなってきて石油ストーブで、おでんとご飯を作っていきますよ。

本来ならガスバーナーでの調理の方が火力も強く早いですが、冬のソロキャンプは時間が自由に使えるので、夜ご飯の準備をすすめ、お酒を飲みながらマッタリと一人で過ごせます。

アニメ三昧でのんびり過ごそう!

夜のキャンプ場の写真

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

18時頃になると辺りは真っ暗な状態になり、外気温は放射冷却効果もあってドンドン下がり1~2℃になってきています。

テント内でタブレットを使用して アニメを見ている様子

2024.1.30:常願寺川河川敷(富山県)にて

また早めに夕食を済ませたので後は自由に時間を使えますが冬場は焚き火もしないので、特にする事がなくて筆者はいつも前から気になっていたアニメをタブレットで観ながら過ごす事が多いです。

そして、22時頃には寝床に電気毛布を敷いてベアーズロック「マミー型センタージッパー寝袋-34℃」に入って本日のキャンプは終了です。

翌朝の気温は0℃!

キャンプ場 朝の写真

2024.1.31:常願寺川河川敷(富山県)にて

就寝中は電気毛布のおかげでヌクヌクと眠る事ができて、6時頃には目を覚まし外に出ると川沿いという地形もあって外気温は0℃で車のボディやガラスなどは凍っています。

ベアーズロック「マミー型センタージッパー寝袋-34℃」だけでも快眠できる!

テント内を写した写真

2024.1.31:常願寺川河川敷(富山県)にて

今回は電気毛布を利用していましたが、これくらいの外気温なら持参して利用していたベアーズロック「マミー型センタージッパー寝袋-34℃」単体でも、十分快適に眠る事ができるので就寝中は少々暑かったくらいです。

朝食にシーフードパエリアを作ろう!

朝食のシーフードパエリアの写真

2024.1.31:常願寺川河川敷(富山県)にて

そして、朝食としてメスティンを石油ストーブを使って炊いている間に不要な物を片付けて、シーフードパエリアを美味しく頂き今回のキャンプは終了です。

今回は久し振りにポータブル電源を持参して冬のキャンプを楽しみましたが、やはり冬のマストアイテムである電気毛布があれば、いつも以上に快適に冬キャンプを楽しむことができますね。

また、今回はソロキャンプでは石油ストーブも併用しながら電気毛布一枚しか使わなかったので、700whのポータブル電源の残容量は70%近く残っていたので、仮に電気毛布を2枚使っても余裕で過ごせそうですね。

スタッフA31

ポータブル電源はちょっと寛ぐときや寝るとき、電気毛布を使用する為に使うのが良さそうですね。

そうじゃね。まあもちろん他の電化製品に使ってもいいけど、その時は消費電力をよく考えようね。
え~ちゃんさんどうもありがとうございました!

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