冬キャンプ用の寒さをしのぐキャンプギアってとってもたくさんありますよね。でも全部買ってたらきりがない。 中でも寝るとき使うものはどれをどうやって使ったらあたたかいかな?と吟味される方も多いはず。 寝袋選びからさらにあたたかくなる裏技まで、自分に向いてる寒さ対策が分かるフローチャートもついてます。 是非あなたに合った寒さ対策をお試しください。
もくじ
寝るときの寒さ対策は寝袋選びから
冬キャンプで寝るときの寒さ対策にはまずは「寝袋選び」が重要だよ。
冬用に最適な寝袋をあげていくよ~
寝袋の素材に関して寝袋の素材は大きく分けて2つあり、「ダウン」か「化繊」があります。
違いを表でまとめました。
寝袋素材の違いの比較
(ゴリラキャンプ部調べ)
持ち歩く時間が長く、荷物を少なくしたいのであれば、軽くて小さいダウンがおすすめ!
そうでない場合は、扱いやすくて買いやすい化繊がおすすめなんよ!
私なら扱いやすさが簡単で,寝心地や値段の面から考えて,「化繊」のマミー型寝袋を選ぶかな~
寝袋の素材比較の実験をした記事はこちら
地面から伝わる寒さを遮断【マット】
寝袋選びと同じぐらい重要なのが、床の冷気対策です。
冷気対策に有効なのは「インフレータブルマット」です。
寝袋がどんなに暖かくても、寝転んでしまえば自重で中綿が押しつぶされて、背面は暖かい空気の層が少なくなってしまいます。
そうなると多少の綿や布地を挟んでいるとはいえ、床の冷気を強く受けてしまうのです。
インフレータブルマットは、厚さ5cmぐらいがキャンプにはおすすめじゃね。
うすいと地面のゴツゴツを感じやすいし、厚すぎると収納に手間どったり、かさばるんよ
さらに暖かくしたいのであれば、マットにカイロを貼るのも有効です。
寝袋にカイロを貼る場所の実験をした記事はこちら
さらにあたたかくするには【インナーシュラフ】
寝袋と一緒に使うといいおすすめの防寒グッズは、フリース素材のインナーシュラフです。
フリースは発熱素材で、保温力の高い素材です。
その為、寝袋内で用いるとほどよく体と寝袋内が温かくなります。寝袋との相性がとてもいいインナーです。家にある毛布やブランケットでももちろんいいですが、インナーシュラフは薄くて丸洗いできるので、冬キャンプに行くときは、一つ持っておくといいですよ。
寝袋の首元を絞っても隙間から冷気が入るのを感じるのであれば、首元に巻いて使うのも効果的です。
封筒型の寝袋を使用する場合のインナーシュラフを使っての寒さ対策はこちらの記事で紹介しています。
裏技(湯たんぽ・貼るカイロを使った効果的な寒さ対策)
カイロや湯たんぽを使って暖かさを高めてあげるとより快適になります。
湯たんぽは、寝る時間ギリギリより、少し早めに寝袋の足元に入れてあげると、じんわりと寝袋が暖かくなります。
本来は服の上から貼って使用するカイロをマットに貼って長時間のあたたかさを保つ方法もあります。
(ただし、低温やけどを防ぐ為、直接肌に当たらないように貼る位置に気をつける必要があります。)
湯たんぽとカイロは、温度の上がり方、保温時間が違います。どんな温まり方を求めるかで使い分けるといいです。
カイロは1個あたり約20円。
8個使っても安くつきます。
実はカイロはマットに貼るのが一番効果的です。
実際に温度も計測しました!
寝袋にカイロを使った寒さ対策の
実験結果
まとめ
冬キャンプで寝るときの寒さ対策をまとめてみたよ!
寝袋…
-30℃帯の密着度が高く暖かいマミー型。素材は化繊の方が、安価で扱いやすい。
インフレータブルマット…
厚さが5センチ以上のもので、寝袋の下に敷いて使用する。さらに暖かくしたいならカイロを貼る。
インナーシュラフ…
フリース素材のものを寝袋の内側に入れて使用し、首元からの冷気を遮断する。
湯たんぽ・貼るカイロ…
寝袋の内側にそれぞれ使用。とても寒がりな人はW使いしても良い。ただし低温やけどには注意する。
人それぞれで体感温度が異なるので、個別で自分にあった寒さ対策をすることが大切です!
寒すぎて眠れない!!とならないように十分すぎるくらいの装備で臨みましょう!
こちらの動画もぜひご覧下さい!