はじめての夏の車中泊をもっと快適に楽しむためのポイントを解説します。暑さ対策や通気性の確保、快適な寝具の準備など基本のセッティングを抑えることで、ストレスのない車中泊が実現します。夏の旅を満喫したい方におすすめのノウハウを紹介します。
はじめての夏の車中泊は寝れる?
今度キャンプに行くとき、テントを立てるのが面倒なので車の中で寝てみようと思うんです。寝られるかどうか不安なんですけど、工夫するポイントってあるんでしょうか。
はじめての車中泊。しかも夏。。。
実際に夏に車中泊旅をしてきた友達に聞いてみよう。

結月灯 さん
幼少のころからボーイスカウト活動を通し、仕事では災害人道支援を通してアウトドアに触れる機会が多数あり、休日には子供達とアウトドアを楽しんでいます。
レジャーのみならず、災害支援でのテント泊や車中泊の体験から、これから車中泊に挑戦してみようと考えている読者の皆様に、ためになる情報をお伝えできたらと思います。
せっかく、キャンプにきたのに車中泊?と感じる方もいるのではないでしょうか。
しかし、キャンピングカーに代表されるように、移動したままテント設営などの手間もなく車で完結してしまう車中泊の魅力があります。
ここでは、テントやコテージ・グランピングなどのキャンプスタイルとは違う、車中泊の魅力に一緒に迫ってみましょう。
気ままに車中泊旅 気になる環境は
今回は、緑水湖オートキャンプ場(鳥取県西伯郡) 、弓ヶ浜展望台駐車場(鳥取県米子市)、神戸市立自然の家「そうぞうのすみか」(兵庫県神戸市)の3カ所で車中泊をした経験についてお伝えします。
いずれも、車中泊を行うのに適している環境でした。
① 緑水湖オートキャンプ場(鳥取県西伯郡)
緑水湖(りょくすいこ)オートキャンプ場
〒683-0343 鳥取県西伯郡南部町下中谷1128番地1
https://tottori-camppark.jp/ryokusuiko/
賀詳ダム周辺の山中の高台にあるキャンプ場です。
24のオートサイトとフリーサイトエリア、管理棟とシャワー室トイレを含む2棟の建物が隣接しています。
オートサイトとフリーサイトが隣接しており、車中泊とテント泊両方を楽しむことができます。
山中の高台にあるキャンプ場で「星取県」と呼ばれているように、天の川や流れ星を眺めながらキャンプを楽しむことができるでしょう。
② 弓ヶ浜展望駐車場(鳥取県米子市)
国道431号線沿いの砂浜を眺めながら休憩ができる無料駐車場になります。
敷地内にトイレと自動販売機があり、駐車場を一歩出れば眼前に見渡す限りの砂浜と迫力のある日本海を眺めることができるスポットとなっています。
海の隣にある駐車場ということもあり、潮風が心地よく夏場でも涼しく過ごすことができるのが魅力でした。
③ 神戸市神戸市立自然の家「そうぞうのすみか」(兵庫県神戸市)
神戸市立自然の家
〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町中一里山1-1
https://kobe-sizennoie.com/
小さい子連れでも舎営のできるホステルや全体で57のサイトを有している施設になります。
敷地内には、カフェ「シェールミエール」やカヌーのできる湖などアクティビティもできる施設となっておりキャンプ以外にも楽しめる環境が整っています。
六甲山の林の中にあり、日陰が多く涼しく過ごせることができるのでおすすめです。
●3箇所の外気温と車内温度
私が使用している車は、ボディがブラックということもあり、日陰に止めなければ車内がかなりの高温になります。
外気温は3日とも日中35度を超える真夏日で、車内温度は30度以上になっていたため、エアコンは必須で3カ所とも天候は快晴で夕立もなく乾燥した空気の中で、車中泊を行ないました。
それぞれの施設の環境温度の変化を表にまとめました。
車内で休む時には、窓を解放してファンを回しながら休みました。
| 外気温度 (朝7時) |
外気温度 (昼12時) |
外気温度 (夜23時) |
車内温度 (朝7時) |
車内温度 (昼12時) |
車内温度 (夜23時) |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
| ① 緑水湖キャンプ場 | 26度 | 38度 | 28度 | 28度 | 34度 | 26度 |
| ② 弓ヶ浜展望駐車場 | 30度 | 36度 | 24度 | 31度 | 32度 | 26度 |
| ③ 神戸市立自然の家 | 28度 | 35度 | 22度 | 30度 | 31度 | 24度 |
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表の場所の標高を調べてみたよ!
【標高】
① 緑水湖キャンプ場 → 約150m
② 弓ヶ浜展望駐車場 → 不明だが、たぶん3mぐらいだろう。
③ 神戸市立自然の家 → 約600m
これを見ると、標高が高いところと風が通る海辺は
夜は涼しいのが分かりますね
一般的に標高が100m上がると気温は約0.6℃下がると言われています。
⇒夏の車中泊は標高が高めの場所がおすすめです。
快適な寝床の作り方 はじめてでも簡単なセッティング
車中泊を行うために重要なのが、場所と車内のセッティングです。
誰でもできる簡単なコツを紹介するので、参考にして挑戦してみてください。
まず、夏の車中泊を行う場合、日陰がある、または、日陰になる場所に車を停めることをおすすめします。
車中泊を行う時間帯にもよりますが、時間経過とともに太陽の動きで日向と日陰が変化します。
山中であれば、日の光を考えて山や林の横に事前にセットしておくと日が沈むにつれて車内の温度が、自然と低下することを理解しておきましょう。
次に、車のフロント側を人がいない方向または、山側や壁に向けて駐車します。
こうすることで、簡易的にはなりますが、プライバシーが保たれるので調整することで人目を気にせず休むことができるはずです。
夏の車中泊の持ち物リストと寝心地の体験談
車中泊には欠かせない、車中泊経験者が「これは持って行ってよかった!」と思う持ち物リストを紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
1.サンシェード
今回の様な夏場の車中泊では、車内の気温が非常に上がりやすく、直射日光が入るとシートも座れない程高温になるため、陽を遮るサンシェードを準備することをおすすめします。
また、夏場以外でも日差しを遮ったり、人の視線を避けるアイテムとしても重宝するでしょう。
車中泊を行う場所によっては、シャワーや更衣室がない場所もあります。
車内で着替える時にも、外から車内を隠すアイテムは必須でしょう。
車内にカーテンを設置することも可能ですが、コスト面を考えるとサンシェードがおすすめです。
2.インフレータブルマット
車内は狭くシート以外は硬いため、シートを倒して足を伸ばして休めるようにするマットを準備しておくと快適に休むことができます。
実は、私自身、最近まで、テントで使用する折りたたみのキャンプマットを使用して車中泊を行なっていました。
しかし、シートの窪みや凹みが体にあたり、起床時に痛みが残ることもあります。
結果的に、夜中に目が覚めてしまうような経験をした方も多いのでは無いでしょうか。
今回、インフレータブルマットを使用して車中泊を行いましたが、しっかりとした張力とクッション性で窪みや凹みなど全く気にならず、目覚めた後の体の痛みなく、快適に車中泊をするこができたため、準備することをおすすめします。
3.ファン
これについては、一晩中エアコンをつける方もいると思いますが、実際一晩中エアコンをかけているとガソリンを消費してしまいます。
また、キャンプサイトともなると車のエンジンを止めなければなりません。
夜になると窓を開けると気温が下がるので比較的涼しく過ごすことは可能ですが、それでも気温が下がらない夜もあります。
そんな時に、ファンを持参すると室温調整を容易に行えるので、とても重宝します。
今回の旅にも持参しましたが、大活躍でした。
4.防虫ネット
窓を開けた時に侵入してくる虫問題は、キャンプならではの悩みですよね。
冬になれば、虫問題は減少する傾向にありますが、夏の間は蚊やアブといった虫の存在に悩まされます。
そんな時、車窓に被せるタイプの防虫ネットを被せておくと全く虫が入ってこないので、車内で電気をつけての読書など気にせずに行うことができるでしょう。
●リアルな体験談:寝心地はどうだった?
車の中は狭くて窮屈、足も伸ばせないし寝返りもできず寝苦しい、窓を締めきったら蒸れるのでは、と考える人も多いと思います。
もちろん対策を何もしなければ、それは快適とは程遠い環境になってしまうでしょう。
実際、寝心地はどうなのかをリアルな体験談から伝えていきたいと思います。
車中泊の寝心地に関しては、車種の違いが大きく影響すると思っている方も多いのではないでしょうか。
私自身、現在はSUVに乗っており、後部座席の2列を倒してスペースを確保し、車中泊を行なっています。
しかし、以前は軽自動車で車中泊をしており、単純にサイズが小さいため、シートを倒すだけでは十分に休めず、構造上の隙間などもあって、無理な体勢で体を丸めて眠ることもありました。
今回私は、前述した通りインフレータブルマット2枚を導入した車中泊を行いました。
今までは、夜中に何度も目が覚めて、車外へ腰を伸ばしに出たり、寝返りのたびに目が覚めることが多かったのですが、マットのおかげでとても寝心地が良く、ぐっすりと休むことができました。
試しに、友人の軽自動車の運転席助手席シートをフラットに倒し、同様の厚さ8cmのインフレータブルマットを1枚セットして休んでみるとしっかり足を伸ばすことが可能になります。
マット自体の厚さと空気を入れた後の張力があるため、体の落ち込みもなくとても寝心地よく休むことができました。
車中泊を成功させるためのアドバイス
ここまで、私の経験から車中泊についてのお話をしてきました。
車内で快適に過ごす工夫をしない限り、車中泊は、窮屈に感じてしまうこともあると思います。
しかし、今回紹介させていただいた準備をして車中泊を行うことで、野営をするキャンプよりも手軽に快適な旅を行うことができ、様々な非日常を味わうことができるはずです。
ぜひ、あなたならではの工夫をして、車中泊で新しい旅に出発しましょう。
夏はできれば標高が高めの場所がいいってことですね。
快適に寝る道具としてマット、ファン(扇風機)を用意しよう!
















